「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」SUPER JUNIOR キュヒョン“キスシーン、撮影前はうまくできると思っていたのですが…”

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SUPER JUNIOR キュヒョン初主演作となるWEBドラマ「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」がいよいよ5月14日(土) 日本の映画館で公開を迎える。
今回、日本公開を記念して、主演を務めたSUPER JUNIOR キュヒョンにインタビューを敢行! ドラマ初出演の感想、ラブシーンなどについて語ってくれた。

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―ドラマ「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」に出演した感想を教えてください。

キュヒョン:初めて出演するドラマの撮影だったのですごくぎこちなく、まだモニターもできていないので不安や心配もありますが、一方では期待もしています。ですが、正直心配する気持ちが一番大きいですね。ただ、撮影しながら面白かったので、楽しい記憶として残っています。

―ドラマを見ましたが、面白く見させていただきました。

キュヒョン:そうですか? それはよかった……。

―この作品を選択した理由やきっかけはありましたか?

キュヒョン:ドラマにはこれまで一度も出演したことがなかったのですが、オファーをいただきました。当初は、いろんなスケジュールが重なっていたので悩んだのですが、いい機会になるだろうと思い、出演することにしました。

―撮影で楽しかった点、逆に苦労した点はありましたか?

キュヒョン:会社の中で繰り広げられるストーリーなので、オフィスのセットの中で撮影をしたのですが、その間だけでも本当に自分が天才プログラマーになれた気がして楽しかったです。大変だった点は相手のサイボーグが突然気絶したり、充電が切れた時に僕が支えなければいけなかったのですが、突然気絶した状態で支えなければいけなかったんです。その状況でも男らしく堂々と、表情も自然にしていなければいけないので、そういった部分が体力的に大変でした。

―最初に台本でジュソンというキャラクターを読んだときはどうでしたか?

キュヒョン:あまりにも賢く、完璧なキャラクターですが、記憶を少しずつ失っていったり、いろいろ複雑な要素が多かったので、少し大変でしたね。正直、キム・ジュソンというキャラクターを僕がうまく演じられたかどうかは分からないですし、その中にキュヒョンも少し入っているのではないかと思ったりもします。演技をするとき、本当に完璧にそのキャラクターになりきる方もいらっしゃいますが、逆に本人のスタイルのキャラクターを演じる方もいらっしゃるそうです。ミュージカルのときも同じですが、僕は自分のスタイルを入れながらキャラクターを作りあげてみました。ただ、やはり演じるには簡単ではないキャラクターでした。

―では、そのジュソンのキャラクター紹介をお願いします。

キュヒョン:キム・ジュソンは、BS電子の支援を受けて留学まで行き、先端研究チーム長を任されたエリート社員です。愛するサイボーグを造りながらも、記憶をだんだん失っていき、そのサイボーグを自分が造ったことも分からなくなってしまう、アルツハイマー病にかかりますが、そのサイボーグと恋に落ち、後からサイボーグだったということに気づいて、遠ざけようとするんです。しかし、結局自分の心に嘘をつくことができず、胸が痛む恋をする切ないキャラクターです。

―ジュソンの魅力はどこにあると思いますか?

キュヒョン:中学・高校生ぐらいになると、子供の頃の夢である判事や検事、医師などの職業につこうと考えた時、どれほど勉強ができないといけないかを悟るじゃないですか。だから、漠然と会社員になるだろうなと思っていましたが、今回なれなかった会社員の姿を演じることができたので、そういう面で魅力を感じました。もちろん会社員もすごく大変な職業ですが、そうでありながらも天才じゃないですか。作品の中でそういう魅力がありましたね。またそれ以外の魅力は、(僕の性格は) 女性に対してはっきりと拒めない性格なので、ジュソンの断固として遠ざける感じがすごく爽快でした。

―普段バラエティなどで見せる毒舌キャラから一転、演技ではラブシーンを見せ、正反対の姿のようでしたが、そういった点で難しさを感じることはありましたか?

キュヒョン:バラエティでも僕がその人を本当に責めたくてそうしているわけではなく、一種のキャラクターとして見せている部分もあります。ドラマで甘いシーンやちょっと恥ずかしくなるようなセリフなどはあまり好きな方ではありませんが、「僕がしているのではなく劇中のキャラクターがしているのだから大丈夫」と考え、「これは僕ではない」という気持ちでやりました。だからうまくできたんだと思います。

―SUPER JUNIORのメンバーや友達からドラマについての感想を聞きましたか?

キュヒョン:いいえ、特にありませんでした(笑)

―ボンスンとのデートシーンのなかで、何度も服を着替えるシーンがありましたが、実際に見てもフリースタイルで演じているような気がしました。そのときのアドリブのエピソードはありましたか?

キュヒョン:その場面はキュヒョン本人が出ていると思ってください。いたずらっ気あふれる性格が出ていると思います。でも、たぶんジュソンも愛する人の前ではユーモアでありたいと思うのではないかなと思ったんです。もともとの姿とは少し違った姿を見せようとしました。撮影しながらも楽しかったですね。アドリブもかなりしましたね。

―キスシーンもありましたが、キスシーンも含め、ラブシーンのご本人の評価はいかがですか?

キュヒョン:撮影する前はうまくできると思っていたのですが……シチュエーション上、キスシーンは道端で周りに人がたくさんいるところでの撮影だったんです。まわりの人がこちらを見ていましたし、キスシーンをやったことがなかったので、緊張してしまいNGもたくさん出してしまいました。最後にも美しいキスシーンがあるのですが、その風景はきれいだと思います。彼女が横になっていて、僕がその上からキスをするんですが、これは実際にやってみると意外と難しい姿勢なんです。これまでドラマや映画で美しいと思っていたシーンは実は大変なんだなということが分かりました。

―共演者のユン・ソヒさんとの相性はいかがでしたか?

キュヒョン:一緒のシーンが多く、撮影前から監督や作家の方と共に台本の読み合わせや練習でたくさん顔を合わせていました。撮影が始まっても一緒のシーンが多かったので自然ととても親しくなりました。僕にとっては先輩ですので、台本を一緒に読んだり、さまざまな面でサポートをしていただきましたし、楽な気持ちで撮影ができました。

―ファンは劇中のラブシーンにヤキモチをやくと思いますが、いかがですか?

キュヒョン:このポスターを見ただけでヤキモチをやいているファンの方もいるんですよ。「どうしてこんなにぎゅっと手を繋いでいるの?」って(笑) 僕ではなく別の男性と考えていただいて……僕もユン・ソヒさんもこのように繋ぎたくて繋いでいる訳ではないですから。キャラクターになりきるためだと理解していただければと思います(笑)

―現在、初の日本ソロツアー真っ最中ですが、日本各地の美味しい食べ物を食べましたか?

キュヒョン:はい。3食のうちの1食は必ずその地方でおいしいと言われているものを食べるようにしています。現在、福岡、札幌まで終わった状況ですが、福岡で有名な水炊きと、札幌ではラーメンと毛ガニを食べました。有名なものはすべて食べようと思っています。

―日本の各地で地域によってそれぞれの特色はありましたか? 何か楽しかったエピソードはありますか?

キュヒョン:福岡も北海道もおいしいものがたくさんある地域ですよね。とにかく食べていた記憶しかないです。お寿司を食べてラーメンを食べて……とにかく食べておいしかったという記憶ですね。札幌ではお腹がいっぱいで少し外も歩いて、街の人を見たりもしました。北に位置しているので寒く、まだ冬のような感じがしました。寒い地域だからなのか、皆さん肌がキレイだと思いました。

―日本にも来る機会が多いと思いますが、毎回日本で楽しみにしていることは何ですか?

キュヒョン:いつも楽しみにしていることはラーメン、生ビール、お寿司ですね。食べることにしか頭がいかないですね(笑) 行く前にも「何を食べようかな?」と楽しみに考えます。

―最後に、「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」が5月14日より、いよいよ劇場公開されますが、日本のファンの方にメッセージをお願いします。

キュヒョン:「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」は僕、キュヒョンが初めて主演として撮影したWEBドラマです。日本でも5月から劇場版として上映されると聞きました。多くのファンの方と日本にいらっしゃる方たちも、たくさんの愛で(たくさん愛して) 見守っていただけるとうれしいです。ありがとうございます。

「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」
<キャスト>
キュヒョン(SUPER JUNIOR)/キム・ジュソン役
ユン・ソヒ/ウ・ボンスン役
チ・イルジュ/ピョン・ジェボム役
キム・ユミ/チェ・ソヒ役

2016/韓国作品/カラー/133分/日本語字幕
原題 「사랑하면 죽는 여자 봉순이」/「愛すると死ぬ女 ボンスン」
英題 「Bongsooni」
製作:サンファ・ネットワークス
提供:ライブ・ビューイング・ジャパン、フロッグマン
配給協力:CJ Entertainment Japan株式会社
配給・宣伝:ライブ・ビューイング・ジャパン
http://liveviewing.jp/contents/bongsooni/

記者 : Kstyle編集部