SEVENTEEN、今日もきれいな青春

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SEVENTEENのことをまだ17人組グループだと思っている方がいらっしゃれば、ぜひ注目してほしい。「13人が3つのユニットで構成された1つのグループになる(13+3+1=17)」という意味を込めた結果が、まさに“17”という数字だ。ヒップホップ、ボーカル、パフォーマンスの3つのユニットをもとに“自主制作アイドル”という独特のアイデンティティを誇る彼ら。厳しい制作過程の中に隠されたSEVENTEENの熱い青春を覗いてみよう。



―お久しぶりです。カムバックを前にした気分はいかがですか?

ウジ:初のフルアルバムでプレッシャーもありますが、すごく期待しています。気を配っています。

ドギョム:早くステージに立ちたいです。早くステージでファンの皆様にお会いしたいです。

ウォヌ:僕は最近、本をたくさん読みました。自分で歌詞を書いていますが、読書が役に立ちました。

―これまでに面白いことはありましたか?

ホシ:ネットショッピングのエピソードがあります。僕たちはゲーム機を持っています。ドギョムが「ワンピース」のゲームをすごくしたがって注文し、一週間待ちました。届くやいなや差し込みましたが、バージョンが合いませんでした。払い戻しもできなくて(笑)

トギョム:僕がどれほど待っただろう。

―アニメがすごく好きみたいですね。

ドギョム:僕たちは皆好きです。OST(劇中歌)を流しながら踊ります。

―空白期間中、メンバーに褒めてあげたいことは何ですか? 不満はありませんか?

S.COUPS:僕たちは本当に不満がありません。代わりに、僕がリーダーなので、皆を褒めてあげたいです。自主制作というコンセプトのせいで大変なことがたくさんあります。最近はメンバーたちが顔を合わせることもあまりありません。でも、会っても皆苦しんでいるところを見せません。お互いに力になってくれます。

ミンギュ:ウジ兄さんです。本当にアルバムの制作を一生懸命してくれています。そして僕たちは普段たくさん話しています。不満があったらすぐに解消するので、本当に言うことがありません。

ジュン:僕は不満があります。ウォヌ! ご飯をあんなにたくさん食べるのになぜ太らないんだ?

―もし今、平凡な大学生だったら、何を専攻していたと思いますか?

ディエイト:今みたいに芸術・体育系だと思います。あるいは料理。

S.COUPS:僕は中学校の頃からずっと体育の先生になるのが夢でした。力が余っているので(笑)

ジョンハン:僕は今、広告制作学科ですが、適性にあまり合っていないようです。心理学を学びたいです。珍しくて面白いと思うので。あ、コーヒーも習いたいです。

ドギョム:僕は美術です。もともと絵が上手く描けるわけではありませんが、大学では絵を描いてみたいです。

ホシ:もっぱらダンスです。もっともっと学びたいです。

ジョシュア:ビジネスです。アメリカで通っていた高校はビジネス専門の学校でしたが、家族がみんな事業をしているので僕も学んでみたいです。その時、会計は学びました。

―リーダーにお聞きします。グループの中で誰が一番言うことを聞きませんか?

S.COUPS:(ずいぶん迷ってから)言うことを聞かないメンバーはいません。メンバーは皆すごく優しくて、トラブルを起こしたりするメンバーはいないんです。僕が逆にマネージャーの兄さんたちが言うことをよく聞かない方です。

―メンバーの中で一番おしゃべりなのは誰ですか?

ミンギュ:スングァンです。でも彼は、公の場では色々しゃべりますが、自分の仕事をしているときはあまりしゃべりません。練習室では皆あんまりしゃべらない方です。

―それでは、末っ子のディノが「この兄さんは本当に僕より年下みたい」と思っているメンバーは誰ですか?

ミンギュ:これは考えるまでもありません。バーノン兄さんです。普通練習が終わると自分のものを片付けて出て行きますが、兄さんは練習が終わっても何がずっとやっています。だから僕がもっと面倒を見てあげなくちゃいけないような気がします。突飛なところもありますし。

―「私の友人の島はどこですか」、そしてMBC MUSIC「13少年漂流記-SEVENTEENのある素敵な日-」を撮りました。記憶に残っているエピソードはありますか?

ミンギュ:「ある素敵な日」で鶏肉でフライドチキンを作ったことが忘れられません。おいしかったのですが、ただ「僕、なんでこんなことしているんだ」と思いました。チキンは出前がおいしいです。

ジュン:最後のスタッフの方々のご飯まで作ったときです。80人前作りました。ちょっとしか放送されませんでしたが、実は5~6時間もしていました。

ジョンハン:アワビ採りに青山島(チョンサンド)に行きました。ディエイトが体調を崩して後から来たのですが……皆集まっていたとき「ドッキリをしよう」という話が出ました。それでここはアワビの村で、アワビを貨幣として使えると嘘をつきました。

ディエイト:最初は信じてませんでした!

スングァン:「私の友人の島はどこですか」に母がいきなり登場しました。僕が電話で確認したときは、姉さんたちの留守番をするためにソウルにいる、どうしてよりによって今日なのかと言っていたのに。

―スングァンは故郷が済州島(チェジュド)であることが有名ですが、メンバーのうち済州島に残ったら一番しっかり生きていけそうな人は誰ですか?

スングァン:ジョシュア兄さんです。アメリカでも余裕を持って暮らしていたので。済州島はそんなふうに生きるのに最適なところです! 普段いくら忙しくても、週に一回は必ず出て行くので。

―プ・スングァン&イ・ソクミン(ドギョム)&クォン・スニョン(ホシ)の“ブソクスン” の漫才トリオとしてとても有名ですが、ジョシュアが新たにコミカルキャラとして浮上していると聞きました。

ジョシュア:もともと紳士的なイメージでした。この子たちと一緒に遊んでいるうちに隠せないものがあることに気付きました。あの3人のせいで僕はどんどん変わってきたと思います。

ドギョム:ジョシュアは本当に僕たちだけが見ているのはもったいないほどです。とても面白いです。

―デビューした頃と比べて一番カッコよくなったメンバーは誰ですか?

ジョンハン:ディエイトです。前より可愛くてカッコよくなりました。

ディエイト:僕はジョンハンだと思います(笑)

ウジ:ジョンハン兄さん。デビュー前は短い髪でした。あのときはイケメンだとは思いましたが、きれいだと思ったことは一度もありません。でも、今は髪が伸びてきれいな男になりました。

スングァン:バーノンです。かなり背が伸びました。ちょうど1年前の写真だけ見ても結構高くなったなと思います。実は性格はまだ子供みたいです。前は子犬みたいでしたが、今は大型犬みたいだと思います。

―ドギョムはファンの間では“花婿候補フリーパス”と呼ばれているようですが、いかがですか?

ドギョム:本当ですか? 知らなかったです。義母様、ありがとうございます!

ジョシュア:優しそうだからそう言われるのではないでしょうか?

―自分以外のメンバーが女性だったら誰を選びますか?

スングァン:これって難しいですね。ジョシュア兄さんがさっきから何度もウィンクしています。

ウォヌ:僕はCOUPS兄さん。頭が良くて生活力も強いので、家計のやりくりがとても上手じゃないかと思います。

ミンギュ:ディエイトです。気が合います。同い年なのでドギョムとも仲良くしていますが、女性だったらディエイトの方がよく合いそうです。

ジュン:バーノンです。他のメンバーと違う感じです。西洋人っぽい目鼻立ちもそうだし、韓国語と英語の両方ができることも魅力的です。

S.COUPS:ドギョムです。本当に優しくしてくれると思います。すごく優しいので。

ディエイト:ミンギュ。本当にいろんなことができるし、気も合います。背も高いです。

ジョンハン:スングァンです。機転が利くし、そばにいればたくさん面倒を見てくれると思います。心も優しいです。

ドギョム:ジョシュア兄さん。普段から紳士的で、人に優しくしてくれるので。

ジョシュア:ドギョムです。理由があります。僕は悲しいときに楽しくしてくれる人が好きなんです。エネルギーをくれる人です。また、ドギョムは考えることが深いので……。

ホシ:すごく難しいですね。ジョンハンです。優しくて、面倒見が良くて、それから良い匂いがするので。

バーノン:僕はウジ兄さんです。皆女性だと考えたらその中では……。

ウジ:ジョンハン兄さんです。女性になったとき、おだやかな性格が魅力的になりそうです。でも、こういう想像は良くないと思います。大変です!(笑)

―今、SEVENTEENはユニットが決まっているじゃないですか。ところでSEVENTEENの中で「プロデュース13」を開催するなら、一番ユニットを組んでみたいメンバーは誰ですか?

ウォヌ:僕はディノ、ジョシュア兄さん、ジョンハン兄さん、ミンギュの5人で悲しい雰囲気の歌が歌いたいです。

ミンギュ:ドギョムとディエイト? 97ライン(97年生まれ)ですが。二十歳にふさわしい楽しいステージが作りたいです。

ジュン:それでは僕は96ライン。ホシ、ウジ、ウォヌです。パフォーマンス、ヒップホップ、ボーカル全部います。

ホシ:僕はディノです。一緒にダンスをお見せしたいです。

ドギョム:バーノン、COUPS兄さんと一緒にしたいです。ヒップホップジャンルに合うボーカルもお見せしたいです。ラップがしたいわけではありません(笑)

ホシ:叙情的な歌を歌うユニットとセクシーな歌を歌うユニットに分けたらいいなと思います。AFTERSCHOOLの先輩たちがブルーとレッドに分かれていたように! 叙情的なユニットにはジョンハン、スングァン、ディエイト、バーノン、ディノ、ウジで、セクシーなユニットはドギョム、ウォヌ、ジュン、COUPS、ジョシュア、ミンギュ、僕です。

―ところで、ウジはプロデューサーのケ・ボムジュさんとは気心の知れた間柄になりましたよね。

ウジ:ハイ。本当にいいです。今頑張っています。

―それでは、ウジがメンバー一人を直接プロデュースするなら誰を一番かっこよくプロデュースできると思いますか?

ウジ:バーノンです。自分だけの世界がはっきりしているので。僕がプロデュースするというより、二人で一緒にしたとき僕にない新しい創作物が出てくるような気がします。

バーノン:とても感動的な瞬間です。

―バーノンは最近熱心に練習しているそうですが、インスピレーションはどこから得ますか?

バーノン:本も読んでますし、映画も見てます。さらに成長した姿をお見せしたいので。

―似ていると言われるレオナルド・ディカプリオの映画は好きですか?

バーノン:もちろん好きです。

ウジ:オスカーで賞をもらったとき、とても喜んでました。

―スンヘンソル(S.COUPSの仕草には胸キュンする)という言葉がありました。S.COUPS(本名:チェ・スンチョル)の仕草の中で何がそんなに胸キュンすると思いますか?

スングァン:ファンをドキドキさせます。本当の友達のように。「ご飯食べた?」こういうのが胸キュンするみたいです。うらやましいです。

バーノン:何かあります、人に接するとき。

ウジ:僕はうまく表現できない性格でたくさん表現しようと努力しますが、思いのままになりません。COUPS兄さんはコミュニケーションが上手だからそうなんだと思います。

―それではウヘンソル(ウジの仕草には胸キュンする)も一度作ってみましょう。ファンの皆様に表現してみてください。

ウジ:ああ、とても恥ずかしいです。「愛してます」

ディノ:うわ~ウジ兄さんは本当に「愛してます」とは言わない人です。

スングァン:これも本当にすごいことです。

ウジ:今回のフルアルバムは本当にファンの皆様のために作ったアルバムです。どうすればもっと好きになってくださるか、もっと共感してもらえるだろうか。こういうのを一つ一つ悩みました。気に入って頂きたいです。

スングァン:記者懇談会に来たわけじゃないでしょう? ショーケースに来たかと思った。

―これからまた新しい始まりですね。凛々しいSEVENTEENにとって青春とはどんな意味ですか?

ウジ:今です。僕がもともと思っていた青春は学生時代って感じでしたが、僕たちにはそれがなかったのです。それで学校生活というよりは今13人で一緒に暮らしていて、このように一緒に活動しているのが青春だと思います。歌って、音楽をする今が一番幸せです。それでもう少し年をとって振り返れば僕の青春はあのときだったと言えるでしょう。

バーノン:僕も今です。ところで僕は子供みたいに思われるときが多いです。だから“青春”という言葉は大げさな感じがします。たくさん経験してみなければ言えないと思います。

スングァン:思い出のようなものではないかと思います。時間が経った後「ああ、あのときが青春だったんだ」と感じるような気がします。今は学生時代がそうですが、未来はSEVENTEENでしょう? メンバーたちのソロ活動が増えて、こういうふうに集まる時間が少なくなると、今が本当に大事だったことに気付くと思います。

ホシ:後でもっと大人になって振り返ってみたら、残るのはSEVENTEENひとつになると思います。

ディノ:僕は実は学校にも通ってますし、唯一の学生で……今は、その言葉は辞書を引いてみなければならないと思います。頑張ります!

―ホシは“スポホシ”として有名ですが、今回のダンスはどうなっていますか?

ホシ:コンサートをして、たくさんの観客全員に満足していただくステージを作りたいと思うようになりました。スクリーンを見なくてステージだけ見てもカッコいい、一言で“見る楽しさがあるステージ”が作りたくて努力しました(笑)

(進行:キム・ドゥリ、インタビュー:パク・ヒア、スタイリスト:イ・ジオン、フォトグラファー:キム・ドウォン、ビハインド フォトグラファー:アン・ソンフ、ヘア:キム・ナムヒョン(ジェニーハウス)、ダホ(Azurer)、メイクアップ:チェ・ソネ(ジェニーハウス)、ジョア(Azurer))

記者 : パク・ヒア