國村隼、話題作「哭声」に出演…韓国映画で驚きの存在感

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写真=20th FOX Korea
日本の演技派俳優國村隼が映画「哭声」(監督:ナ・ホンジン、制作:サイドミラー)で圧倒的な存在感を放つ。

國村隼は映画「アウトレイジ」「地獄でなぜ悪い」「そして父になる」などの作品を通して強い印象を残す存在感と重みのある演技力で日本の名俳優に挙げられてきた。

是枝裕和、北野武、三池崇史など、日本を代表する監督たちの作品に出演し、ときには強く、ときには優しい姿で観客の心を掴んできた國村隼が初めて韓国映画「哭声」を通してナ・ホンジン監督と共演した。

村の外部から来た人物を演じる國村隼は、謎の事件以来止められず広がっていく噂の中で視線を引きつけるミステリアスな存在感で、映画の緊張感を高めるのはもちろん、山での追撃シーン、滝のシーンなど肉体的に大変な撮影にも関わらず、体当たりの熱演と強烈な眼差しだけで観客を圧倒し、深い印象を残すとみられる。

ナ・ホンジン監督は國村隼について「映画演技の真髄を見せてくれる。どんな役を演じているのか正確に知っており、本当にベテランのような演技を披露する」と伝えた。

國村隼は「シナリオを読んで感じたキャラクターのイメージを、僕が具体化できるか悩んだ。『哭声』の現場に来て“韓国映画がこんなに力があるんだ”と再び気づいた。俳優たちと現場が100%自分のエネルギーを発散する感じだった」と感想を明かした。

「哭声」は外部からの人間が現れてから始まった謎の事件と、奇妙な噂の中、ミステリーに絡み合う人たちの物語を描いた映画だ。5月11日に開かれる第69回カンヌ国際映画祭の非コンペティション部門に公式招待された。クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ、キム・ファンヒが出演した。韓国で5月12日に公開される。

記者 : キム・スジョン