“セクハラ疑惑”イ・ギョンシルの夫、被害者と合意なるか…控訴審で見えた意見の差

OSEN |

セクハラの疑いがもたれているイ・ギョンシルの夫Aさんの初の控訴審で相手のBさんとの合意をめぐり、意見の差があった。

18日午後、ソウル西部地方裁判所第406号法廷ではセクハラの疑いで起訴されたAさんに対する初の控訴審が行われた。この日の裁判にはイ・ギョンシルの夫Aさんと被害者Bさんの弁護人が出席した。

Aさんの弁護人は控訴の理由として心身微弱による法理誤解と量刑不当を挙げた。Aさんは第1審で犯行当時4回もお酒を飲みすぎ、心身微弱状態だったと主張したが、1審ではそれが認められなかった。

Aさん側は被害者と合意のため努力すると裁判所に明らかにした。Aさん側は第1審のとき、裁判所が確定した犯行当時の事実関係を全部認め、新しい証拠も提出しなかった。Aさん側の弁護人は「被害者とまだ合意に至らなかったため合意する機会をもう一度頂きたい」と裁判所に要請した。

これに対し、Aさんをセクハラの疑いで告訴したBさん側の弁護人はAさんに心からの謝罪を要求した。Bさんの弁護人は「Bさんも心より謝るなら合意を考慮してみるという立場だ」とし「この前、Aさんの家族の方に会ったが、何もなかったのにお金のため事件を起こしたように言われて合意はできなかった。このままだと合意は難しいだろう。被告人の態度が変わらない限り、合意はない」とAさんとの合意の過程を説明した。

裁判所はAさんに合意する機会を一度与えることにした。裁判所は「Bさんの感情がたくさん傷ついたようだ」とし「被告人がもっと一生懸命に努力しなければならないと思う」と話した。また、来月19日に2回目の弁論が行われる予定だ。

記者 : パク・パンソク