少女時代 ユナ&キム・テヒ&ハン・ヒョジュ…女神が持って生まれたモノ、それ以上の何か

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写真=映画「太平輪」、ドラマ「三国志~趙雲伝~」「書聖・王羲之」

中国でトップ女優を称する際に多く用いられる言葉は“女神”だ。多くの韓国女優たちが“中国の女神”になるため、中国に向かっている。

それでは、韓国の女優たちが“中国の女神”になるための武器は何だろうか? 男女共に魅了できるルックスと魅力、演技力、そしてもう一つ必要なものは、現地ファンを理解するための勉強だ。すでに韓国で“女神”となった女優にできるローカライズ戦略は、まさに言語だ。現地の人のようにネイティブな外国語を話すことは不可能である。流暢な中国語に隠された努力が中国ファンの心を動かす。

ソン・ヘギョ、巨匠たちのラブコールには理由がある

早くも韓流スターとなったソン・ヘギョの出演作は、他の中国進出スターとは確かに違う。ソン・ヘギョの中国進出作が特別なのは、巨匠ウォン・カーウァイの作品であるためだ。ソン・ヘギョはウォン・カーウァイ(「グランド・マスター」)とジョン・ウー(「太平輪(THE CROSSING)」)という2人の巨匠と共にした唯一の韓国女優である。

10代で芸能界に入り、今年でデビュー20年になるソン・ヘギョが巨匠たちに愛された理由は、努力だ。ジョン・ウー監督はソン・ヘギョと「太平輪」で共演した後、彼女の努力に感嘆したと話した。ソン・ヘギョは、この映画で台詞を100%中国語でこなした。

ジョン・ウー監督は「太平輪」の撮影当時、「ソン・ヘギョが中国語の勉強をがんばっている」と伝え、映画公開前には「ソン・ヘギョは演技前に準備を十分にするため、NGがとても少ない。台詞がうまく言えず撮影できないとき、とことん突き詰めて最高の演技ができるようにする」とソン・ヘギョの努力を絶賛した。これに先立ち「グランド・マスター」合流当時もソン・ヘギョが広東語の勉強にまい進したことはよく知られている。


準備万端な“中国の女神”少女時代 ユナ

中国で株価が急上昇している少女時代のユナは、最近中国メディアとのインタビューが大きな話題を集め、注目を浴びたケースだ。ドラマ「三国志~趙雲伝~」の人気と共に次世代の“中国女神”となった理由も中国語だ。

少女時代の中で中国でもっとも人気の高いメンバーのうちの一人であるユナは、中国からの熱いラブコールが続き、中国進出ドラマとしてこの作品を選んだ。もちろん、現場に投入される前に重点的に準備したのは中国語だ。

ユナは学生時代、第二外国語として中国語を初めて学んだそうだ。練習生時代も中国語の勉強をおろそかにしたりしなかった。中国進出が決まった後は、毎週中国語のレッスンを受け、中国ドラマもよく見ていた。

努力は現場で報われた。これまで勉強した中国語を実践で使うチャンスがドラマ撮影現場にあった。これまでに学んできた中国語を実際に使いながら、中国語の実力がますます成長し、簡単な挨拶はもちろん、日常生活での会話も難なくこなせるようになった。おかげで撮影中に現地スタッフ、俳優仲間たちとも親交を深められたという。


キム・テヒ、中国に行くときも“勉強の女神”

2014年、キム・テヒの中国進出ニュースに韓国の芸能界がざわめいた。売れっ子のトップスターが中国の時代劇に出演するということは事件だった。

しかし、キム・テヒも中国では新人だった。キム・テヒはドラマ「書聖・王羲之」のヒロインを演じるため、中国語と書道の授業、そして実在の人物である王羲之について勉強した。

キム・テヒはこれまでに磨いた中国語の実力をドラマ制作報告会で初めて披露した。撮影現場で行われた記者会見で、キム・テヒは多くのメディアの前で長い中国語のコメントを正確な発音で披露し、中国はもちろん、韓国でも大きな話題を集めた。

撮影当時、キム・テヒは自身の台詞はもちろん、相手役の中国語の台詞まで覚える優等生らしい一面を見せたとのことだ。

記者 : パク・ソリ