彼らなしにイケメンを論じてはいけない。

元祖イケメン俳優ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、チョン・ウソン、イ・ジョンジェがいつの間にか中年になった。“中年ファタール”の魅力をそのまま持っている彼らは90年代に絶頂の人気を博した。その時を強制的に召還してみた。彼らの美貌が絶頂だった全盛期をまとめてみた。

ペ・ヨンジュン＆チャン・ドンゴン - 年を取らない不滅の美貌

不老長生の薬草でも買ったのだろうか。90年代頭から今まで、ペ・ヨンジュンは美貌とスタイルをそのままキープしている。1996年に放送されたKBS 2TV「初恋」を除けば彼は一度もトレードマークであるめがねを外したことがない。めがねの中の奥ゆかしい眼差しは韓国を越えて日本列島を魅了し、その魅力は現在も健在だ。余裕が際立つ現在と違って、彼の過去は限りなく初々しい少年のようだ。

チャン・ドンゴンはイケメン歴史の生きた証人だ。少しの隙間も許さない完璧な美男子である彼の美貌は新人時代から光を放った。1994年に放送されたMBC「ファイナル・ジャンプ」でスターに浮上した彼はハンサムなルックスで全国の女性ファンを確保した。高い鼻筋は紙を切りそうで、鹿のように大きな両目には純粋さがあった。まるで絵を見ているように、彼の顔はそれ自体が名品だ。

チョン・ウソン＆イ・ジョンジェ - ハンサムな彼ら

1997年、交通科に所属している警察はとりわけホイッスルを吹くことが多かったという。映画「ビート」の中のチョン・ウソンの名シーンを真似する暴走族が多かったからだ。ハンドルをつかまずバイクで自由を満喫するチョン・ウソンの姿を覚えているだろうか。暴走族と数多くの女たちが惚れたそのシーンを。レーザーを撃つように強烈的で反抗的なチョン・ウソンの眼差しには人を惚れさせる魔力があった。

似たもの同士と言ったのか、チョン・ウソンの親友であるイ・ジョンジェもやはり二番目と言われたら悔しいイケメンだ。彼は“イケメン=二重まぶたの持ち主”という公式を破った人物だ。細い目で強烈な印象を与えた彼はいわゆる“ポルメ(見れば見るほどハマる魅力)”で武装し、女心をくすぐった。1998年に出演したドラマ「白夜3.98」で印象を残した彼は友人のチョン・ウソンと映画「太陽はない」で共演しながらお互いの全盛期を共有した。