アン・ボヒョン、彼と過ごす癒やしの時間「ソン・ジュンギ兄さん、配慮のある温かい人…妹に紹介したいです」

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ボクシングしか知らなかった少年がモデル科に進学した。長身に魅力的なルックスでモデルを専攻した青年は、卒業後に本格的な俳優として羽ばたこうと準備している。その主人公は俳優アン・ボヒョン。「太陽の末裔」でソン・ジュンギ、チン・グと共に精鋭特殊部隊の5人の一人として熱演している彼は、視聴率20%を自負するほど堂々とした姿だった。インタビューで包み隠さない率直な回答やユーモアで記者を幸せにしてくれたアン・ボヒョン。楽しい時間を作ってくれてありがとうという彼に、こちらから感謝を表したい。彼とのインタビューは仕事の一部ではなく、本当に“癒やしの時間”であった。

―インタビューが掲載される頃にはKBS 2TV「太陽の末裔」が何話か放送されていると思います。

アン・ボヒョン:緊張しています。その分自信もありますし。俳優たちが本当に一生懸命演技して、スタッフの方々が本当に一生懸命撮影してくれました。特に、監督がリアリティを重視する方で、事前制作ドラマですが、余裕がある撮影ではありませんでした。視聴者の方々が見て感じることができると思います。

―初放送はどこで観ることにしましたか?

アン・ボヒョン:皆で集まって観ることにしましたが、僕は出席できないと思います。撮影スケジュールがあって一人で観ることになると思いますが、本当に残念です。一緒に撮影した同僚たちと一緒に観たらもっと楽しいはずなのに。一人で集中して観る予定です。

―イム・グァンナム中佐役を演じました。軍を除隊したのが役立ったと思いますが。

アン・ボヒョン:ある程度役には立ちましたが、かなり違いました。以前の経験よりむしろ出演者たちが特攻隊に行って体験した時にもっと実感が湧きました。カッコいいし、髪も短く切りましたが、周りから似合うとたくさん言われて良かったと思っています。軍服もそれなりに似合うと思っています。ですよね?

―ギリシャで1ヶ月間撮影を行いましたが、合間を縫ってギリシャ観光はしましたか?

アン・ボヒョン:見て回る余裕が少しありましたが、あんまり見学することはできませんでした。ギリシャに来たのでサントリーニ島に行ってみようかと思いましたが、サントリーニ島には行けませんでした。主にアテネにいました。韓国で男同士で遊ぶのと同じようにボードゲームをして、お酒を一杯飲みながら余暇を過ごしました。そうだ、ナヴァイオ海岸に行ってきたのが幸い記憶に残っています。世界で一番美しい海辺とされているとのことで、一度行ってみました。良かったです。

―俳優たちとは仲良くなりましたか?

アン・ボヒョン:すごく仲良くなりました。ロケに行ってきた後もずっと連絡を取り合っています。ソン・ジュンギ兄さんもチン・グ兄さんもよく気を配ってくれる性格で、縁が続いていると思います。

―他のインタビューで視聴率20%を予想していました。

アン・ボヒョン:皆2016年最高の期待作だと言っていました。期待が高いと思いますが、その分自信もあります。僕はまだ多くの作品に出演したわけではないので、最初は台本だけ見た時はピンと来ませんでした。それでソン・ヘギョ姉さんに聞いてみました。台本を読んでどうだったかって。面白いと言っていました。その一言ですごく安心しました。ハハ。

―初の映画「ヒヤ」でINFINITE ホヤと共演した感想を聞かせてください。

アン・ボヒョン:故郷が一緒であるためか、通じるところが多くて、似ているところも多くて良かったです。最初はお互い人見知りでぎこちなかったのですが、仲良くなれば半端じゃないので……。だから気楽に撮影して、本当に仲良くなりました。

―SNSを見たら、最近INFINITEのコンサートにも行ってきたみたいですね。

アン・ボヒョン:前にも2回ほど招待を受けましたが、行けなくていつも気がかりでした。今回また招待してくれて、嬉しい気持ちで行ってきました。本当にカッコよかったです。

―町で気づく人はいませんか?

アン・ボヒョン:それが本当に不思議なんです。周りから「『ヒヤ』で共演した俳優だ!」と分かってくださるんです。ホヤの人気を実感しました。

―撮影現場ではなく、ステージ上のホヤは違う雰囲気だと思いますが。

アン・ボヒョン:すごく違います。撮影現場で踊る姿は何度か見ましたが、ステージでは確実に違います。歌手という職業が本当にカッコいい職業であることに気づきました。僕も歌が上手であれば一度挑戦してみたいのですが、本当に自信がありません。でも、ダンスはもっと自信がありません。ハハハ。

―釜山(プサン) 出身だが大邸(テグ) の方言で演技しました。一番の違いは何でしたか?

アン・ボヒョン:例えば、釜山では「ウェグレ(どうした?)」を「ワグラノ」と言うじゃないですか。大邸は「ワカノ」「ワグカノ」と言います。”ㅋ(kの発音に当たる)”の発音が一番異なりました。僕が釜山の方言を使っているためか、その小さな違いがもっと大きく感じられました。幸い監督が大邸の方でたくさんアドバイスを受けました。

―「ヒヤ」の意味が“兄貴”ということも知りませんでした。

アン・ボヒョン:僕は大邸の大学に通ったので、その時初めて知りました。教授も使っていましたし、市内に行けば女性同士でもたまに使っていました。

―“妹思い”の劇中のキャラクターのように、実際も似ていますか?

アン・ボヒョン:妹が一人いますが、そこまでではないです。ただ、最近は気を配ろうとしています。僕が幼い頃から運動をしていたので、離れて過ごす時間が長いんです。だからあまり親しくなれず、妹が僕に少し気兼ねしていました。幸い、妹が成人して自然に仲良くなりました。最近は仲良くなったことを実感しています。

―妹さんはどんなタイプですか?

アン・ボヒョン:ツンデレです。僕に興味がないふりをして、そっとスマホを見たらホーム画面が僕になっていました。かわいいでしょう? 僕が可愛がっているとぜひ書いてください。ハハハ。

―突然気になりましたが、KBS 2TV「太陽の末裔」で妹に紹介したい俳優がいるとしたら誰ですか?

アン・ボヒョン:当然ソン・ジュンギ兄さんです。ジュンギさんは本当に周りの人によく気を配ります。配慮があって温かい人です。僕の妹もそんな人に出会ってほしいと思います。

―人間アン・ボヒョンについて知りたいです。アマチュアボクシング大会にも出場した体育高校出身です。モデルとは全く異なる分野ですが。

アン・ボヒョン:一生スポーツをする自信がありませんでした。本当に大変でしたから。他の進路を色々と夢見る歳じゃないですか。どんな仕事が自分に向いているか考えていた中で、モデルをたくさん薦められました。実は僕はモデルより俳優がしたかったんです。

―俳優?それはなぜですか?

アン・ボヒョン:映画「チャンピオン」「クライング・フィスト」を観ましたが、本当にショックでした。俳優たちのディテールが本当にスポーツ選手顔負けでした。映画を観ながら、僕は全てボクシング選手たちが演技した作品かと思っていました。それほどハマって、自分もそんな俳優になりたいと思いました。

―相変わらずスポーツは人生の一部ですか?

アン・ボヒョン:運動はいつもしています。以前はサッカーをしていましたが、最近はバスケットにハマっています。やってみたら、幸いにも僕の実力はないわけではありませんでした。なかなか才能があるみたいで、ハマっています。ふふ。

―野球場の応援に行った写真もありましたが、ロッテファンですか?

アン・ボヒョン:そうですね。実は野球は釜山にいる頃から良く見に行っていたのですが、ソウルではあまり行けませんでした。前回蚕室(チャムシル) に遠征で応援に行き、ものすごい差でリードしていたので、すごく一生懸命応援しましたが、雨天のため中止になったことがありました。ショックでした。今年はもっと頑張って、また一生懸命応援できる年になればと思います。

―実際にはどんな性格ですか? 無愛想な性格に見えますが。

アン・ボヒョン:そんな感じです。人見知りです。親しくなれば本当に素直になりますが。

―恋愛のスタイルは?

アン・ボヒョン:オールインするタイプです。一人と長く付き合って、慎重に付き合うほうというか。

―それでは、具体的な理想のタイプも気になります。女優に例えるならば?

アン・ボヒョン:キム・ソヨンさんです。本当に美しいと思います。外見もそうですが、MBC「私たち結婚しました」での姿が本当に良いです。親切で優しい姿が印象に残ります。そんな方が好きです。

―知れば知るほど格好いい方ですね。これから最終的な目標があるとしたら?

アン・ボヒョン:まだ新人なので“誰々に似た人”と呼ばれることが多いです。一生懸命頑張って、アン・ボヒョンならではの存在感を見せてポジションを獲得したいです。一言で言うと、完璧なアン・ボヒョンになるよう頑張ってまた頑張ります。

インタビュー:キム・ドゥリ、スタイリング:イ・ジオン、フォトグラファー:チョン・ユジン、場所:THE ROYAL FOOD & DRINK(龍山(ヨンサン) 区新興路(シンフンノ) 20ギル 37)

記者 : @star1