“初心を忘れず”NU'EST、ファンへの愛情を曲に込めてカムバック「成績よりも僕たちを知ってほしい」(総合)

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2012年にデビューし、いつの間にかデビュー5年目を迎えたグループNU'EST。さらに直属の後輩に当たるSEVENTEENは昨年のデビュー以来、NU'ESTが立てることのできなかった記録を着実に積み重ねている。その間に海外での活動に注力していたNU'ESTは後輩の成功に刺激を受け、2016年の韓国国内での活動をスタートする。

18日午後、ソウル麻浦(マポ)区YES24ムーブホールではNU'ESTの4thミニアルバム「Q is.」の発売記念ショーケースが開催された。NU'ESTは今回のアルバムに自作曲を収録し、広がった音楽の幅を見せた。メンバーのベクホがアルバムのプロデュースを担当した。

メンバーたちは記者懇談会で「今回のアルバムは、僕たちが大切なものを守りたいという意味をつけた。僕たちにとってそんな存在は他でもなくファンのみなさんだ」とし「今回のアルバムは僕たちの心をそのまま盛り込んだ。ファンへの愛情を表現したかった」と伝えた。

昨年は海外での活動に注力していたNU'ESTは今年今回のアルバムを通じて韓国での活動を展開する。その後は予定されている海外でのスケジュールを並行する予定だ。

メンバーたちは「僕たちはこれまで本当にたくさんの国を訪れた。行く度に心配もたくさんしたりもしたが、思ったより反応がよくて心配が解消された」とし「海外公演の度に多くの国から僕たちを呼んでくれる。それを良い成果として受け止めている」と話した。

また「僕たちは日本で長期的に活動している。メンバーのレンが映画の主演を演じることもあった。継続して活動を展開している」と伝えた。

そんなNU'ESTが今年は韓国での活動に集中することを予告した。そして変化に焦点を合わせたと自信を見せた。

メンバーたちは「僕たちは今回のアルバムを通じて、普段求めている音楽を盛り込んだ。外面的な変化が大きい。ヘアスタイルを新しくした部分が多い。そのようなところでファンが見せる反応があると思う」と期待を寄せた。

他にも「今回のアルバムは韓国国内でもたくさん披露したい。これまでの空白期間の物足りなさを埋めたい。成績が良ければいいが、まずは成績よりは多くの方々に僕たちの存在が目につけばと思う」とし「僕たちが用意したものがもっと届けられたらと思う」と望みを語った。

何よりNU'ESTが韓国でブランクを持っていた間、後輩のSEVENTEENがデビューし、昨年多くの注目を浴びるアイドルグループに浮上した。

これについてNU'ESTは「SEVENTEENの長所はエネルギーである。正直、SEVENTEENの成功に刺激を受けなかったと言えば嘘になる。そこでもっと頑張ろうと思った。僕たちが昨年のSEVENTEENの成功の流れをバトンタッチして今年の第一走者として頑張りたい」と抱負を語った。

NU'ESTは「僕たちは今年でデビュー5年目となったが、その重さを考えるよりは新人の心構えで初心を忘れず一生懸命頑張っていきたい」と覚悟を見せた。

今回のアルバムは漫画「女王の騎士」をモチーフにして制作された。女王を守る心と悲しみを忘れさせる呪文をタイトル曲「女王の騎士」に盛り込んだ。

NU'ESTの4thミニアルバム「Q is.」は17日に発売された。

記者 : キム・イェナ、写真 : チョ・ソンジン