“自己制作アイドル”SEVENTEEN、13人それぞれが輝いたアンコールコンサート…ファンクラブ名も発表(総合)

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14日の午後、ソウル松坡(ソンパ) 区芳夷洞(バンイドン) オリンピック公園内SKオリンピックハンドボール競技場で、SEVENTEENのコンサート「LIKE SEVENTEEN-Boys Wish」が開催された。

この日、SEVENTEENは“ホットなアイドル”という全盛期をもたらしてくれたヒット曲「万歳」を歌いながらステージに上がった。学校を連想させる机と椅子を活用したパフォーマンスで視線を引きつけ、そのまま「NO F.U.N」「Rock」などを披露しながらオープニングステージを熱く盛り上げた。

続いてボーカルチームは、甘いメロディが感じられる「大人になると」「My Everything」を熱唱し、特に最近話題になった「月刊ユン・ジョンシン」の「Chocolate」を披露してファンたちを感動させた。バレンタインデーに相応しい曲だったのでさらに大きな声援を受けた。ここにロックバンドYBの「僕は蝶」を披露し、テチャン(歌に沿って一緒に歌うこと) を引き出した。

またパフォーマンスチームは、SEVENTEENの強みであるカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス) と華やかなダンスで視線を集めた。特にソテジワアイドゥル(ソ・テジと子供たち) の「幻想の中の君」、Red Velvetの「Dumb Dumb」を披露して目を引いた。今まで少年の爽やかさをアピールしてきたSEVENTEENが「Dumb Dumb」では可愛くて溌剌とした少女に変身して笑いを誘った。

ヒップポップチームは「Beileve Me」「Black Skinhead」「BOSS」「Ah Yeah」「表情管理」「先が見えない」で強烈な男らしさをアピールした。今まで「万歳」「Adore U」で見せてきた明るく愉快な少年の姿ではなく、一際シックな姿を披露してファンたちを感心させた。特に黒い覆面をかぶり、両手を縛り上げたまま披露したラップとパフォーマンスは目を離せないほど印象的だった。

この日SEVENTEENは、従来のヒット曲や他の歌手たちの曲だけではなく、新曲を初めて公開し、ファンたちの関心を集めた。まずS.COUPSは、ある男の執着と悲劇的な愛の内容を盛り込んだ「Pay Back」を熱唱した。強烈でシックな男の姿を強調すると同時に、ステージに降り注ぐ雨にぬれた姿でセクシーな魅力を誇示した。ドギョムとスングァンは「SAY YES」という甘いバラード曲で感動を伝えた。ヒップポップチームはボーカルのドギョムと共に、率直な歌詞が際立つ「先が見えない」を披露して視線をひきつけた。

またユニットと完全体公演の他に、メンバーそれぞれの魅力が際立つソロステージも逃せない鑑賞ポイントだった。バーノンはMnet「SHOW ME THE MONEY 4」などで披露したラップ実力でステージを盛り上げ、ウジは自作曲の「SIMPLE」を、ジュンはジョシュアと「桜エンディング」を、ドギョムとスングァンは「私の耳にキャンディー」を披露し、多彩なステージを完成させた。

ファンたちが最も熱狂したステージは「SEVENTEEN幼稚園」だった。幼稚園児のように黄色の帽子と制服を着たSEVENTEENは、可愛い子供に変身して観客たちを笑わせた。思う存分愛嬌を振りまくSEVENTEENの姿に、ファンたちは熱い声援で応えた。

より意味深かった出来事はこの日、SEVENTEENが初めてファンクラブ名を公開したことだった。「SEVENTEENをきらきら輝かせてくれた」という意味の「カラット(Carat)」である。

SEVENTEENの「LIKE SEVENTEEN-Boys Wish」アンコールコンサートは、7000席規模の座席がチケット開始と同時に5分で完売する気炎を吐いた。特に今回の公演では、メンバーそれぞれの魅力を盛り込んだソロステージと未公開曲の公開など、新しいステージに対する期待感が高まり、韓国と海外ファンたちの激しいチケット戦争が繰り広げられた。

記者 : チョン・ウォン、写真 : キム・ソンジン