キム・ミンジョン&ファン・スンオンら、芸能人のスポンサー問題に苦言“間違った道に行かないで”

OSEN |

SBS時事番組「それが知りたい」で、芸能人のスポンサー問題が指摘された中、女優キム・ミンジョン、ファン・スンオンなどが厳しい声をあげた。

韓国で13日の午後に放送された「それが知りたい」では、「シークレットリストとスポンサー」に関する内容を取り上げた。

キム・ミンジョンは14日、自分のInstagram(写真共有SNS)に、芸能人のスポンサーをテーマに放送された「それが知りたい」を見た感想を残した。キム・ミンジョンは「今日、この番組が今この瞬間にも黙々と自分の汗と情熱を注ぎながら、一歩一歩前へ進んでいく俳優たちに害にならないことを願います。しかし、実際起こっている事実を伝えてくださった関係者の皆様に感謝します」と書いた。

さらにキム・ミンジョンは「一番胸が痛かったことは、こんなことを提案され、女優の夢を捨ててしまった幼い少女の話です。悪いことは悪いことです。汗と努力、誠実さで役者になる夢は十分叶えることができます!お金で全てのことを変えるという思いは捨ててください。この番組が、何よりこんな状況を作っている人々に、覚せいさせることを心より祈ります」と、自分の考えを述べた。

また女優のファン・スンオンも自分のInstagram(写真共有SNS)に「それが知りたい」を見た感想を残した。ファン・スンオンは「腹が立つ。自分の欲望を満たすために、お金で彼女たちの夢や願いを踏みにじる人々にも、そしてあんなあり得ないことを、当たり前のように押し付ける人々にも。さらに一番腹が立つのは、それが正しい道ではない、とはっきり分かっていながらも、富と名誉のためにその道を選んだ彼女たちにも」と書き始めた。

続いて「当たり前のことではない、にも関わらず、あり得ないことを当たり前のように押し付けることが多い。この世界の話に限らないだろう。皆そうするから、元々そうしてきたから。より高いところに上がるためには、そのぐらい我慢しなければならないから。違うことは違う、と言い、間違っていることは間違っている、と言うと、自分ばかりが性格が悪くて敏感な人扱いされてしまうから。どうせ、嘘や詐欺で満ちている世の中を、自分が変えることなんて不可能だ。しかし、そんな手を使ってさらに高いところに上がれば、自分が探していた幸せが、本当にそこにあるのだろうか。自分の本当の幸せが何なのかをはっきり分かってから、それを探しに行って欲しい。人の幸せと自分の幸せを勘違いしないでほしい」と書いた。

ファン・スンオンは「あなたが違う、と思ったらそれはあなたが願うことではなく、その選択は誰も強要できない。自分の人生は誰も責任持ってくれないので、自分だけが選択できるし、その選択への責任もあなたの分だ。自分を捨て、自らを否定し、軽蔑されながら、一瞬の輝きのために、彼らの欲望のいけにえにならないでほしい」と付け加えた。

「それが知りたい」の進行を務めている俳優キム・サンジュンも、番組の途中、複雑な心境を表しながら厳しい声をあげた。彼はこの日の放送で、「芸能人として今週のテーマは伝えがたい内容でした。もしこんなことが、芸能界全般に多く行われると思われ、自分の汗や努力を通じて前へ進んでいるはずの多くの後輩たちに害になりかねない、と懸念したからです。しかし、顔を背けるよりは、確実な現実であることを直視し、間違っていることは間違っている、と認識したうえで、より良い選択に向かって進む方が良い、と判断しました」と話した。

記者 : ソン・ミギョン