キュン死注意!韓国ドラマの名キスシーンベスト4

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OST(劇中歌) を聴くと自然にその映画、そのドラマを思い出すように、ドラマのタイトルだけ聞いても、あるいは小道具だけ見ても自然につながるドラマの中の名シーンがある。時には甘く、時には迫力満点に女心を揺さぶり、ときめきを届けるキスシーンは、想像するだけで胸が踊る。

19禁映画の濃密なキスでなくても、時には唇が触れたかのようで触れなかったかのようなキスで視聴者の胸を焦がしても、数年が経った現在も記憶に残っているドラマの名キスシーンベスト4を挙げてみた。

◆ 「IRIS -アイリス-」イ・ビョンホン&キム・テヒの“キャンディキス”(2009年作)

写真=KBS
日本へ二人きりの秘密旅行に発ったキム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン)、チェ・スンヒ(キム・テヒ) はそこでホワイトデーを迎えた。密かに期待しているチェ・スンヒの心に気付いているのかそれとも気付いていないのか、キム・ヒョンジュンは何も準備していないようだった。寂しい表情が隠せないチェ・スンヒにキム・ヒョンジュンは日本のある路地で不意打ちのキスをし、自身の口の中に入っていたキャンディをチェ・スンヒの口に届けた。7年が経った現在もロマンチックなシーンとして挙げられている名シーンだ。


◆ 「シークレット・ガーデン」ヒョンビン&ハ・ジウォンの“泡キス”(2010年作)

写真=SBS
いわゆるツンデレ系の男性主人公であるキム・ジュウォン(ヒョンビン) と元気なヒロインのキル・ライム(ハ・ジウォン) は互いの身体が入れ替わるという魔法のような状況を通じて互いを理解できるようになり、愛が芽生えた。二人は深刻なこの状況について話し合うためにカフェで会い、向かい側に座った。カプチーノを飲んでいたキル・ライムがコーヒーカップを下ろすとキュートなミルクのひげが顔についていた。それを見たキム・ジュウォンは「女性はいつもこうなんだから」と言い、キル・ライムにキスした。唇についたミルクの泡を唇で拭いてあげた優しい“泡キス”が完成された瞬間だった。


◆ 「その冬、風が吹く」チョ・インソン&ソン・ヘギョの“綿あめキス”(2013年作)

写真=SBS
THE ONEの切ない歌声とともに目に浮かぶこのシーンは、目が見えないオ・ヨン(ソン・ヘギョ) とオ・ヨンに自身を過去別れた実の兄であると嘘をついたオ・ス(チョ・インソン) のすれ違う視線が視聴者の心に響いた。兄と再会し、嬉しくなったオ・ヨンは綿あめ一つで兄との幼い頃の思い出を思い浮かべた。そしてその向こう側で愛しい眼差しを隠すことができずオ・ヨンを見つめていたオ・スが一緒に綿あめを食べ、感性溢れるキスシーンを誕生させた。唇が触れなくても、眼差しのやりとりがなくてもキスシーンの名シーンとして挙げられている。


◆ 「ピノキオ」イ・ジョンソク&パク・シネの“食パンキス”(2014年作)

写真=SBS
同い年であるイ・ジョンソクとパク・シネは、息ぴったりの相性で「ピノキオ」の“食パンキス”を披露した。劇中でチェ・ダルポ(イ・ジョンソク) とチェ・イナ(パク・シネ) は互いに恋心を抱いたが、現実の壁にぶつかって表現はできていない状況だった。そんな中、二人があるテレビ局の最終面接にともに合格したことを知ったイナの父チェ・ダルピョン(シン・ジョングン) は、食パンを口にしたイナとネクタイをきちんと結ぶことができず焦っているダルポが一緒に出勤の準備をしている場面を想像した。イナはダルポのネクタイを優しく結んであげ、ダルポはそんなイナを愛しく見つめた。イナが口にしている食パンを自身の口に持っていき、ときめく“食パンキス”を演出した。食パンを間に挟んだ唇が触れていないキスシーンであり、ダルピョンの想像の中のシーンであったが、それでも視聴者のときめき指数は急増した。

記者 : チョ・ヘリョン