俳優クァク・シヤンの異なる姿は、バラエティ番組と2枚のシングルといえる。彼は現在、MBC「私たち結婚しました」でキム・ソヨンの仮想夫として出演している。一緒に合宿所で生活しているクォン・ドギュン、ソン・ウォンソク、アン・ヒョソプとは俳優グループONE O ONEで活動している。

クァク・シヤンに単刀直入に仮想妻であるキム・ソヨンの魅力を聞いた。彼は「キム・ソヨンさんは本当に綺麗な人だ。純粋で礼儀正しい人だ。一緒にいると僕まで浄化されるようだ」と説明した。

「キム・ソヨンさんはもちろん、『全部うまくいくよ』の恋人役だったチェ・ユニョンさん、姉役のオム・ヒョンギョンさんはそれぞれ異なる魅力を持っています。一人を選ぶことができないほど、みんな魅力的です。洗練されて、魅惑的で、可愛らしい3人の魅力をすべて合わせられたらいいなと思います」

キム・ソヨンはクァク・シヤンのキスシーンについて「いいですか？」という内容の携帯電話のメッセージを送る可愛らしい嫉妬もしているそうだ。「私たち結婚しました」の撮影の他にも2人は忙しい合間を縫って様々な授賞式のパートナーとして、MBC「芸能大賞」の祝賀ステージの振り付け練習のために別途会う時間を設けたりもした。

何よりも「私たち結婚しました」でクァク・シヤンは、キム・ソヨンにロマンチックなイベントをする姿で“年下男の定石”らしい魅力を見せ付けた。イベントと関連し、彼は「映画やドラマの中の様々なシーンを考えて、いつも構想してきた。ちょうどキム・ソヨンさんの誕生日が近づき、制作陣と一緒にイベントをした」と話した。

クァク・シヤンが選んだもっとも記憶に残るエピソードは、誕生日イベントと新居祝い、そして出会い。「『私たち結婚しました』が終わってからもキム・ソヨンとうまくいきそうか」と意地悪な質問を投げかけた。クァク・シヤンはまた違う番組で仮想結婚生活をしているキム・スクの言葉を借りて「人の未来は分からない」というウィットのある答えをした。

バラエティ番組への出演には、クァク・シヤンなりの原則がある。率直に取り組む姿勢がそのものである。彼は「嘘でやるとばれるしかない。人間的にアプローチするのがよさそうだ」と伝えた。

MBC「ラジオスター」でもクァク・シヤンの率直な魅力がアピールされた。かつてSMエンターテインメントで練習生生活を送ったクァク・シヤンは、H.O.T.の曲に合わせて開業式の風船人形を連想させるような、キレのないダンスを披露した。

「僕がダンスが下手だということをしっかり見せて、これから他のところでは踊らないようにしよう、という気持ちでした。トークショーが苦手なので、体当たりのバラエティが楽そうだとも思いました。僕が『覆面歌王』に出る実力はないので、『本物の男』『ランニングマン』『ジャングルの法則』などが合いそうです。『冷蔵庫をお願い』で本当に美味しい料理を食べてみたいとも思います(笑)」

トークと歌の腕前は先月27日、延世(ヨンセ) 大学ペギャンコンサートホールで開催された「ONE O ONE初めてのミニコンサート：始まり」で確認することが出来た。

「ONE O ONEメンバー皆が歌が好きで、楽しみました。アン・ヒョソプが特に上手です。僕の十八番はイジョクさんの『洗濯』と『嘘嘘嘘』です。今回のファンミーティングでは小さなイベントと歌を準備しました。歌にダンスではなく、少しの“律動”が加わりました。ハハ」