シム・ウンギョンの初スリラー映画「少女は悪魔を待ちわびて」シナリオに関心集中

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写真=NEW
女優シム・ウンギョンの初のスリラー映画出演で注目を浴びた映画「少女は悪魔を待ちわびて」が予測不可能な展開で視線を引き付ける。

「少女は悪魔を待ちわびて」(脚本・監督:モ・ホンジン、制作:映画社スジャク・モチーブラップ・DCGプラス、配給:NEW) は、父を殺した犯人が出所した日、15年間彼を待ってきた少女ヒジュが模倣連続殺人事件に出会ったことから繰り広げられる一週間の追跡スリラーだ。

殺人犯ギボム(キム・ソンオ) が出所すると同時に、類似した連鎖殺人事件が続き、一週間の息詰まる追跡に突入した少女ヒジュ(シム・ウンギョン) とベテラン刑事デヨン(ユン・ジェムン) の物語を描いた「少女は悪魔を待ちわびて」はユニークな設定から完璧な構成、爆発的なクライマックスまで、3拍子が完璧に調和をなしたシナリオで映画化される以前から忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞) で話題になった作品だ。

「少女は悪魔を待ちわびて」はシナリオ作家として活動してきたモ・ホンジン監督の初の演出作で「キャラクターたちの感性が生きているスリラー、図式的ではなく新しいスタイルのスリラー映画を制作したかった」という彼の制作意図がそのまま盛り込まれている。従来のスリラー映画とは異なり、少女を主人公として設定し、差別化したスリラー映画の誕生を予告している。

それだけではなく映画化される以前から質の高いシナリオとして忠武路を魅了した「少女は悪魔を待ちわびて」は、最高の俳優たちの心まで捉えた。

今回の映画で父を殺した犯人を追う少女ヒジュ役を演じたシム・ウンギョンは「シナリオを読む瞬間、魅了された。言葉で表現できない悲しみと純真無垢な魅力を同時に備えた、これまで見たキャラクターの中、最も独創的であるキャラクターのヒジュにいつの間にか感情移入していた」とシナリオに魅了された初の瞬間を思い出した。

友人を殺した犯人を追うベテラン刑事役のユン・ジェムンも「シナリオがとても素晴らしかったから一気に出演を決定した」と伝え、自身を告発した人を追う殺人犯ギボム役を演じたキム・ソンオも「従来の韓国のスリラー映画では見ることができなかったユニークな設定に出演を決定した」と伝え、期待感を高めている。韓国で3月初めに公開される。

記者 : キム・ミリ