“3人が事務所退社”KARA、解散?新メンバー加入?…今後の動きに関心集中

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写真=OSEN DB
グループKARA(ハラ、ギュリ、スンヨン、ヨンジ) のうち、ハラ、ギュリ、スンヨンの3人が事務所を離れる。無名だったデビュー期から人気を極めた全盛期、日本デビュー、2人のメンバーが脱退して新メンバーのヨンジが加わるまで9年間、数々の困難や危機を乗り越えてきたこのグループは、結局中心メンバーたち事務所を去り、デビュー以来一番大きな変化の岐路に立たされることになった。

DSPメディア側は15日「ギュリ、スンヨン、ハラが2016年1月15日、本日付でDSPメディアとの専属契約が終了した。互いの発展のために専属契約満了と同時に他の分野でも幅広く活動することを決定し、当社は彼女らのこれからを応援し、幸運を祈りたいと思う」と明らかにした。

一方、ヨンジについては「当社所属のアーティストとしてこれからさらに良い姿を披露するために努力する。当社もまた全力を尽くしてヨンジさんの成長を支えていく」と説明した。ソロかグループかなど、活動方法に対するコメントはなかった。ただ、「KARAの解散」を明言していないことから、ヨンジを中心とする新しいKARAが構成される可能性もあるという見方だ。

これに対してDSPメディア側は「KARAを新しく立ち上げるか、またはこのまま解散するかについてはまだ決定していない」と述べた。

これに先立ち、DSPメディア側はOSENの取材に「ヨンジがソロプロジェクトを始めたというのは事実無根だ。ヨンジに対してはすべての可能性を視野に入れ、より良い方向に導いていく計画は持っているが、現在として何か始まったものは一つもない。当面はKARAの存続の有無に対して考えるのが優先だ。ヨンジの活動計画を整理して準備する時期ではない」とコメントしたことがある。

KARAは2007年にデビューして、“セクシーキュート”のイメージで男性ファンたちの熱い支持を受けてきた。少女時代、Wonder Girlsと共に、S.E.SとFin.K.L(ピンクル) に次ぐ第2世代ガールズグループをリードしてきたという評価だ。デビュー当初からメンバーソンヒの脱退とハラ&ジヨンの合流、その後ジヨン&ニコルの脱退とヨンジの合流など、少なくない変化を経て耐えてきた中心メンバーたちは、結局10年足らずで事務所を離れることになった。2014年ヨンジが脱退したメンバーのジヨンとニコルに代わってKARAに加わって1年5ヶ月ぶりのことだ。

ヨンジは 「KARA PROJECT-KARA THE BEGINNING」を通じてKARAのメンバーとなった。KARAは紆余曲折も多かったが、売れっ子グループであったため、ヨンジも瞬時に人々に印象を残すことができた。特に、SBSバラエティ番組「ルームメイト」に出演し、特有の気さくな魅力で認知度を高めた。KARAへの合流と共に、ヨンジという名前を確実に知らせたのだ。

ヨンジのこれからはどうなるだろうか。KARAとして残るか、それとも新しい道を歩むことになるか、事務所の決定が注目される。

記者 : チョン・ユジン