少女時代 ソヒョン、厳しい競争率を勝ち抜きミュージカル「マンマミーア!」に出演…真のミュージカル女優になれるか

OSEN |

写真=ミン・ギョンフン記者
少女時代のソヒョンがミュージカル女優として確固たる地位を築くことになった。アイドルの領域にとらわれず、公演をする人であれば誰もが欲しがる「マンマ・ミーア!」のソフィ役を自身の能力で堂々と勝ち取り、注目を浴びた。

12日の午後ソウル中(チュン) 区にあるミレニアムヒルトンアトリウムホールでは、ミュージカル「マンマ・ミーア!」の記者懇談会が行われた。特にソヒョンは少女時代としてではなく、ミュージカル女優のソヒョンとして出席し、視線を引きつけた。

「マンマ・ミーア!」に先立ち「太陽を抱く月」「風と共に去りぬ」を通じてミュージカル女優としての土台をしっかり築いてきたソヒョンは、今回の作品で更なる成長を予告した。「マンマ・ミーア!」側によると、ソヒョンは登場から明るいエネルギーで現場にいた人の心を溶きほぐした。オーディションにも関わらず、シーンに入り込むために母(ドナ) の日記を直接準備してくる熱意で審査員を感心させ、350分の1の競争率を破り、堂々と「マンマ・ミーア!」に出演することになった。

ソヒョンは人生初のミュージカルオーディションに臨んだ感想について「実はすごく緊張すると思ったが、とても好きだったミュージカルで、演じたかったキャラクターだったので欲が出た。母(ドナ) の日記を作るくらいで、オーディションというよりは『私がソフィになれる瞬間だな』と幸せな気持ちだった。気分の良い緊張感とエネルギーでオーディションを受けることができた」と述べ、作品に対する格別な愛情を伝えた。

写真=ミン・ギョンフン記者
また、大先輩と大型ミュージカルに臨むことに対する負担については「負担を感じないというのは嘘だろう。それだけ責任感が大きくなった」とし「あまりにも素晴らしい先輩の方々と『マンマ・ミーア!』という素敵な作品に出演するだけでも光栄だ。新しいエネルギーで、ソヒョンだけのソフィを作りたい」と伝えた。

続いて「練習する間ずっと楽しいエネルギーが出ているので、公演のときは100倍幸せな姿をお見せできそうだ。責任感を持って一生懸命に臨む」と抱負を語った。

「マンマ・ミーア!」側もまたソヒョンのキャスティングに満足感を示した。この日キャスティングを担当した「マンマ・ミーア!」のマネージャーは、ソヒョンをキャスティングした理由について「オーディションの時にイギリスの演出チームとこちらの全4名で非公開で集中的に見た」と話を始めた。

続いて「我々は歌とダンス、感性、自信の面から評価した。俳優としての可能性を見たのでキャスティングした」と付け加えた。また「ソヒョンのキャスティングは適切だった。テレビや媒体を通じて見ていたソヒョンの新鮮でハツラツなエネルギーが舞台で表れると思った。キャスティングに迷いはなかった」と説明した。

今や韓流をリードするガールズグループのメンバーを越え、凄まじい競争率を勝ち抜き、堂々とミュージカル女優として位置づけられたソヒョンは、父を探したいと願うハツラツで爽やかな少女ソフィを演じ、ミュージカル界の宝石を夢見ている。果たしてソヒョンが見せるソフィの姿はどのようなものなのか、期待が集中している。

「マンマ・ミーア!」は世界的なポップグループABBAのヒット曲22曲を組み合わせたジュークボックスミュージカルで、韓国では2004年に初演された。チェ・ジョンウォン、チョン・スギョン、ホン・ジミン、少女時代のソヒョンなどが舞台に上がり、2月24日から6月4日まで上演される。

記者 : チョン・ソヨン