Vol.2 ― チャン・グンソク「特に注目している後輩はCNBLUE ジョン・ヨンファ」

OSEN |

いつの間かデビュー25年目に入った。1992年、カタログモデルとして人々に顔を知らせた少年は、もう全ての後輩が慕う大先輩になった。特に自身の名前で財団を設立すると共にガールズグループ育成プログラム「プロデュース101」に参加するなど、後輩育成の抱負を明らかにし、注目を浴びている。

―今年で30歳(数え年)になりました。20代のときと比べ、変わったことや変わりたいことはありますか?

チャン・グンソク:もうお小遣をもらわずに自分でなんとかしなきゃいけないですね。今まで親が(お金を)よく管理してくれたので、最後までよく管理してくれると思いますし、僕は僕なりに男の道を歩みます。家にある時計を売ってお金を作って、ビジネスアイテムを作らなければならないでしょう(笑)

変わりたいことは、韓国のエンターテインメント市場で、歌も、演技も、ライブもできる総合エンターテインメント会社とマルチエンターテイナーの後輩を育成することです。後輩が後々立派になって『ありがとうございます、先輩。もう王様になってください』と言ってくれたらどれほど嬉しいでしょうか。感無量だと思います。『プロデューサー101』がそうです。練習生101人をトレーニングしますが、いつか『MAMA』で僕がホストとして出演し、僕の子たちを抱きしめてあげられれば、どれほど嬉しいでしょうか。

―チャン・グンソクさんが考える“第2のアジアのプリンス”の条件は何ですか?

チャン・グンソク:うちの会社に入らなきゃ。ひとまず僕から信頼を得なければなりません。投資しても惜しくない宝石なら支援を惜しむつもりはありません。僕は今回財団と共に僕の後輩を育成するトレーニングセンターの設立についても考えています。 (―外的条件はどうですか?) 非常に厳しいです。厳しさの果てです。僕がただ人々にとって一番重要だと思ってるのは義理です。男女問わず、見ています。

―前作「キレイな男」で共演したIU(アイユー)が精力的に活動しています。

チャン・グンソク:いいことです。頑張って活動してるし、それぞれ自分の分野でベストを尽くしているので。実は、電話番号も知らないんです(笑) 僕はもともと女優、男優もそうですが、ドラマに出演しているときだけは役に没頭したいと思うので、プライベートでは会わない主義です。本当にその人のことが気になれば会うでしょうが。でも、ドラマの撮影スケジュールがとてもタイトでプライベートで会う時間がありませんでした。台本が渡されるのも遅くて、撮影に追われて余裕がなかったです。

―今や韓流スターの元祖ですが、後輩を見るとどんな感じですか?

チャン・グンソク:率直に言って、後輩たちが何を考えながら活動しているか分かりません。韓国人として誇りを持って文化コンテンツを輸出する民間外交官のつもりで仕事をしているか、そうでなければ単純に歌を歌って舞台に立つのが好きでやっているのか、そうでなければお金のためにやっているのか。目的や理由があるべきだと思いますが、愛国者のふりをしようとしているケースがあると思います。もちろんその中には本当に歌や芝居が好きで行く人々もいるでしょうが、本音は別にあるのに愛国者のふりをするだけでいいのでしょうか?

―特に注目している後輩はいますか?

チャン・グンソク:(CNBLUEの)ジョン・ヨンファです。昨日も6年ぶりに「美男<イケメン>ですね」チームの飲み会がありました。助演俳優まで皆集まりました。ヨンファはすごくまじめです。黙々と自分がやりたい音楽をしながら作曲もしているし、僕が飲みに誘っても出てきません。携帯も見てません。しばらくしてから「兄さん、申し訳ありません。遅くなりました」という返事がきますが、僕は「いや、大丈夫だ。ずっと忙しくしてな」と言います。そういうふうに良い楽曲を作って素晴らしいライブを披露して、真のロッカーになってほしいです。

記者 : チョン・ソヨン、写真 : パク・ジュニョン