放送終了「風船ガム」イ・ドンウク&チョン・リョウォンのリアルな恋人演技…全てのキャラクターが視聴者に愛された

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「風船ガム」放送画面キャプチャー
割れそうで不安だったtvNドラマ「風船ガム」がみんなの幸せを羅列しながら終了を迎えた。

風船ガムを膨らませる些細な時間さえも幸せに感じさせたこの作品は、ラジオの脚本家で小説「あの男、あの女」を手がけたイ・ミナ脚本家の感性がそのまま表れる筆力により、共感と共に恋愛の甘さを最大限に引き上げた。それこそ視聴するすべての人々の恋愛欲を刺激した作品だった。

イ・ドンウクとチョン・リョウォンは、実際に恋愛して欲しいと願う視聴者が殺到するほどリアルな演技をした。キム・ヘンアとパク・リファンは恋に落ちる姿をリアルに描き出し好評を博した。イ・ドンウクとチョン・リョウォンはパク・リファンとキム・ヘンアの深く特別な気持ちを自分たちのスタイルで表現し、視聴者たちの愛情を多く受けた。小さな動作、目つきだけでも人物の感情を視聴者に伝え、繊細な表現力で穏やかな笑いと感動をもたらした。

また、カン・ソクジュンを演じたイ・ジョンヒョクは格別に節制した演技でその感情を視聴者に伝え、チョ・ドンイル(パク・ウォンサン)との呼吸も視線を集めた。パク・フィボンの演技もまた、視聴者の心を切なくさせた。実際の性格とはかけ離れた、コンプレックスによってクールになったホン・イスル役で共感できる姿を見せてくれたのだ。視聴者の愛情を受けていないキャラクターはいなかった。

「風船ガム」は高視聴率を得たり、話題を集めることには失敗した。しかし、ドラマを温かく包み込むセリフ、俳優たちの感情を画面にそのまま捉えた繊細な演出、そしてキャラクターに本物の生命力を吹き込んだイ・ドンウクとチョン・リョウォンを含むすべての出演陣の演技により、放送された8週間を幸せにしてくれた。

記者 : パク・ヒョンミン