初放送「SHOWTIME INFINITE」ソンギュの温かいメンバー愛…「With You」で一つに

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写真=「SHOWTIME INFINITE」放送画面キャプチャー
2010年にデビューして早6年、INFINITEは中堅アイドルになった。中小事務所出身で今や世界中を魅了するワールドアイドルに成長している。メンバーたちの特別な友情と義理堅さがあったため、今のINFINITEが存在できた。

INFINITEはメンバーたちのバラエティセンスのおかげで、リアリティ番組に最適化されたアイドルである。そんな彼らが久しぶりにリアリティ番組に復帰した。10日、MBC every1「SHOWTIME INFINITE」がベールを脱ぎ、ファンたちを腹を抱える爆笑バラエティを期待していた。しかし、笑いよりは涙の第1話であった。

この日の放送でINFINITEは、制作陣からそれぞれ自動車を1台ずつもらい深夜ドライブを行うことになった。しかし、ミッションだったラジオをつけたら、リーダーソンギュの声が流れてきた。ソンギュは制作陣とのインタビューで、メンバーたちの和の時間と対話が必要だと述べ、密かにラジオ深夜放送を準備した。

メンバーたちのことを考えるソンギュの気持ちがそのまま感じられた。ソンヨルについては「スランプを経験していたが、最近明るくなった。先日偶然行った占いカフェで、来年からは大成功する話を聞いてからだ。実はあの人に必要なのは皆さんの関心と愛だ。みんなハートと投げキスを送ろう」とし、愛情を示した。

エルについては「デビュー初期に市場でイベントをしたことがある。床が滑りやすくてエルが何度も転んだ。全身に割れた卵がついて心配したが、すぐに起き上がってダンスを踊った。多くの方々がエルの顔を見ているけれど、あの人にはそれよりもっと魅力がある。忍耐強さと寡黙さだ。弟だけれど頼もしい」と述べた。

ホヤはチーム内のダンスマシーン。そんな彼についてソンギュは「意志とは関係なく悪化する足の負傷のためホヤが以前のように踊ることができなくなった。コンサートの時に座ってステージを披露する苦しみを経験している。今のINFINITEの“カル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)”を知らしめたのはホヤなのに、申し訳ない気持ちは分かっているから、治療にだけ専念してほしい」と勇気づけた。

ウヒョンには「チームの中で笑いを担当しているが、内気なほうだ。人々は見栄っ張りと言うけれど、小さな失敗に夜も眠れない性格だ。そんな彼が最近、スランプを経験している。続くスケジュールとステージ上で負わなければならない重さが大変みたいだ。それで寡黙になったが、ファンたちが失望していた。僕とも喧嘩をした。そんなウヒョンがステージ裏で泣いているのを見て後悔した。ウヒョン、これから兄貴がもっと頑張るよ」と話した。

ソンギュはメンバーたちに歌のプレゼントをした。ソンギュの紹介を聞きながら、メンバーたちは皆、1つの曲を思い浮かべた。INFINITEのメンバーたちが練習生の時から数えきれないほど練習して一緒に歌ったという「With You」だった。7人のメンバーたちは離れていたが、一つになった声でこの曲を熱唱した。みんな目頭が熱くなった。

そしてメンバー7人が集まった。「気恥ずかしかったよ」と軽く言ったが、感動の余韻は消えなかった。そして2012年2月11日、デビュー3年で初めて開催した初コンサートの映像を一緒に見た。3年前の映像を見ながら、自分たちの成長、ファンへの感謝、メンバーたちの友情をもう一度確実に感じた。

INFINITEとしてデビューして6年という歳月が過ぎた。デビュー前の練習生時代まで考えると、さらに長い時間を共にした彼らだ。一緒に歩んできた道は6年だが、これから手を繋いでいく時間はチーム名のように無限大だ。

INFINITE、愛さざるをえない。

記者 : パク・ソヨン