坂本冬美、イ・ビョンホンとの再会に大興奮!「一生お嫁に行きません」…『メモリーズ 追憶の剣』ジャパンプレミア開催

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2016年1月23日(土)より全国公開となる、イ・ビョンホン待望の最新作『メモリーズ 追憶の剣』(ついおくのつるぎ/原題:「メモリーズ 追憶の剣」)。11月30日、主演のイ・ビョンホンがジャパンプレミアに登場した。

本作は、高麗末期を舞台に、4人の剣士たちが運命に導かれるように戦いの場へと引きずり込まれていく、愛と復讐の物語で、韓国映画史上最大スケールで描かれるソード・アクション超大作。

イ・ビョンホンが韓国映画に主演するのは、韓国史上第3位の興収を記録し日本でも大ヒットした『王になった男』以来4年ぶりで、本作ではスタント無しで本格ソード・アクションに挑戦し、ダイナミック且つ美しいワイヤー・アクションを披露している。そのほか、去る2014年、韓国人史上初のカンヌ国際映画祭審査員を務めた実力派女優チョン・ドヨン、『監視者たち』『二十歳』など俳優としてのキャリアを着実に築いているK-POPアイドルグループ2PMのジュノ、そしてデビュー作『ウンギョ 青い蜜』にて激しい濡れ場にも体当たりで挑み、その演技を高く評価された新生女優キム・ゴウンなど、豪華キャストが勢揃いしている。

11月30日、主演のイ・ビョンホン登壇によるジャパンプレミアが開催された。サプライズで客席を通って登場すると会場は一気に熱狂に包まれた。イ・ビョンホンは映画の魅力や撮影秘話を語っただけでなく、一般からの質問にも笑顔で回答。さらに、イ・ビョンホンのファンという坂本冬美が、大きなバラの花束を持って登場。照れながらも喜びを爆発させた。

イベント概要
【日時】11月30日(月) 舞台挨拶17:30~18:00(30分)
【場所】めぐろ パーシモンホール 大ホール (東京都目黒区八雲1)
【登壇者】イ・ビョンホン(45)、坂本冬美(48/花束ゲスト)

以下はイベント中の様子。
イ・ビョンホンさんが、サプライズで客席を通って登場すると、会場は一気にヒートアップ!「ビョンホンさん!」という黄色い声が飛び交いました。

ご挨拶

お久しぶりです。(日本語)
みなさんとお会いするのは本当にお久しぶりですね。
今日この日を一日一日指折り数えて待っていました。

作品についての見どころ

一番の魅力は、愛です。ある意味古典的な愛ですし、現実とはかけ離れているような愛の物語ですが、これほどまでに深くて濃密な愛があるのだと、改めて思いました。その点がとても魅力的に感じましたし、だからこそ出演を決めました。

チョン・ドヨンとの共演者について

若い頃に共演していたので、久しぶりの共演でしたね。お互いたくさんの変化がありました。彼女はカンヌ国際映画祭で賞をとるなど大女優になりましたし、私はハリウッドで映画に出演していましたし…そんなふうにしてお互いの姿を間接的に見てきました。久しぶりなのでぎこちなさがあるかなと思いましたが、会った瞬間にすぐに昔に戻ることができたようで気楽に撮影ができました。

ジュノ(2PM)との共演について

とても誠実な人だと思いました。日本と韓国の間を行ったりきたりでとても忙しいのにも関わらず、現場にいるときは辛い姿を全く見せず、本当に誠実に取り組んでいました。その姿を見て、彼は責任感が強いなと思いました。

撮影現場でのエピソード

「G.I.ジョー」という作品で初めて武術を習いましたが、そのときは時間がなかったので、基礎は学ばなかったのです。「メモリーズ 追憶の剣」ではスタントマンの方々に思ったほどではないな…と、がっかりされてしまったと思います(笑) と言うのも、東洋の剣術を習うのは、今回が初めてだったんです。最初から習うのはとても大変なことでしたね。スタントマンが私にがっかりしている姿を見てちょっとプライドが傷つきました(笑)


<公式ホームページや会場受付にて事前に募集した質問>

―「メモリーズ 追憶の剣」の中で、大好きなセリフを教えて下さい。

セリフ:「痛いところはあるか 歯が痛ければ抜いてしまえ 指が痛ければ指を切ってしまえ」「お前の痛いところがお前の全てを奪ってゆく」
理由:本当にその通りだと思いましたし、いかにもユベクらしいセリフだと思いました。

―今回はどんなトレーニングをしましたか?一番鍛えた筋肉は?

今回は沢山鍛えるということはなかったですが、背中の露出が多かったので背中を鍛える運動をしました。私が考える、体にとって一番大事な部分は肩と背中だと思います。


<と、ここで花束ゲストの坂本冬美さんが来場!>

イ・ビョンホンさんとお会いした感想

坂本冬美:11年ぶりにお会いさせていただきました。この日を指折り数えて待っておりました!

イ・ビョンホン:本当に本当にありがとうございます。坂本さんは歌手でいらっしゃいますので、お仕事の内容は私と違いますが、同じ世界で仕事をしている者として私の演技を見ていただいて、映画を愛していただいてくださっているということは、私にとっても特別な思いがあります。本当に感謝しています。これから私も坂本さんのご活躍を見守っていたいと思います。

映画の感想?

坂本冬美:ただただ感動でした。特に最後のシーンは涙なくして見られないですね。アクションも本当にすばらしいです! 私はなによりビョンホンさんのお声が大好きなんです。あ…背中も大好きです(笑)

イ・ビョンホン:今日はそんな声を是非聞いて欲しかったのですが、残念ながら少し風邪気味なんです。

坂本冬美:その風邪、うつりたい人ばっかりですよ~(会場から笑いが起きる)


<坂本冬美さん、名残り惜しそうに退場>

最後にご挨拶

イ・ビョンホン:「メモリーズ 追憶の剣」は、シェイクスピアのような悲劇を見るような少し古典的な雰囲気もあり、非常に濃密で深い愛が描かれています。美しくも悲しい愛が描かれていますので、どうかみなさんたくさんの関心をよせていただけると嬉しいです。


【囲み取材】 ※坂本冬美さんのみ

―11年ぶりとのことですが久しぶりにお会いしていかがでしたか?

坂本冬美:イ・ビョンホンさんは、11年前に紅白歌合戦のときにゲストでご出演されまして、そのときにお会いしました。実は導線をスタッフの方に確認しまして、待ち伏せをして握手して頂きました。打ち上げにもいらっしゃって、そのときにお写真を撮らせていただいたんです。他にもビョン様のファンの方々がいらっしゃるので、11年かかりましたが、ようやくお声がけいただいて、夢が叶ったなと思いました。

―映画はいかがでしたか?

坂本冬美:素晴らしかったです!アクションももちろん素晴らしいですし、最後のシーンには今までに見たことがないような表情をされているんです。今まで強くてかっこいいビョン様が多くて、今回ももちろんそういう面もありましたが、今までの作品とは一味ちがう、器の大きさを感じられると思います! 前作はコミカルな役柄で、常に何があっても動じないような強さ、それがさらにパワーアップしたように感じました。キャリアを積み、年齢を重ねて熟しきったビョン様でした。今日お側で拝見しましたが11年前と何ら変わりのないきれいなお肌でした…しばらくこの興奮は続きますね。

―イ・ビョンホンの好きなところは?

坂本冬美:お声も好きですし、私は「オールイン」というドラマではまりました。それからいろんな映画やドラマを見せていただいて、鍛えぬかれた肉体美ストイックで誠実さがどんな役でも現れていて素敵だと思います。とにかくファンだということです(笑)

―11年の思いが詰まったファンとしてのお仕事だったんですね。

坂本冬美:今年といいますか…もうしばらくこの幸せなお仕事、公私混同してますが全ての運を使い切ったと思います。もう一生私はお嫁に行きませんビョン様一筋です!(笑) これからも一方的に!

―裏でお話はされましたか?

坂本冬美:先ほどお会いした時には「初めまして」と言われました(笑) なのでこの写真(2人で撮った写真)をお見せしましたが、『おおー』という感じでした(笑) 11年も経っていますし、それは当然のことだと思うんですが、次にお会いした時には今日のこと忘れないでいてもらえたらいいなと思います。できればまたこのようなお役をいただければ有難いです!

―次お会いしたときは覚えていてくれているかどうか確認したいですね(笑)

坂本冬美:ビョン様に認めてもらえるようにこれからも活躍します! そして、この頂いたパワーを紅白にぶつけたいと思います! 1月23日にまた映画を見て、またこの感動を思い出したいと思います!

映画『メモリーズ 追憶の剣』
2016年1月23日(土)全国ロードショー
出演:イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ゴウン、2PM ジュノ
監督:パク・フンシク
配給:クロックワークス 提供:クロックワークス/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
公式サイト:http://memories-movie.com/

<STORY>
高麗末期、3人の剣士ユベク(イ・ビョンホン)、ウォルソ(チョン・ドヨン)、プンチョンは世を変えるべく最強と謳われた3本の剣により反乱を起こすのだが、ユベクの裏切りにより計画は失敗。プンチョンは命を落としウォルソはプンチョンの子と共に姿を消した―。18年後ユベクは国内で最も権力のある男になっていた。ある日、自ら主催した武術大会でウォルソにそっくりな剣さばきの少女を見つけたユベクは彼女を追う―。ばらばらになった3本の剣が再び揃うとき、真実が明かされる。

(C)2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved. 2015年/韓国/120分/シネマスコープ/原題:협녀:칼의 기억

記者 : Kstyle編集部