April「GFRIENDが新人賞を受賞したときは、拍手しながら応援しました」

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写真=DSPメディア
“清浄アイドル”アルプスの少女たちが今回はガールスカウトの制服を着た。童話の中の主人公だった彼女たちが今回は若い少女たちの堂々とした魅力とユーモアを持って帰ってきた。ガールズグループApril(チェウォン、ヒョンジュ、ナウン、イェナ、ジンソル)の話だ。

Aprilはちょうど10代少女の感性に焦点を合わせたグループだ。実際にメンバーらも皆10代で、柔らかいイメージだ。デビュー曲「夢アメ」でアルプスの少女の衣装を着て強烈な印象を残した彼女らが今回はガールスカウトになって音楽界で制服不敗の神話を続けていこうとしている。

カムバックを控えて出会ったAprilは相変わらず少女らしく、より明るくなった。新曲に自信を示す姿からは愛情が感じられたし、メンバーらの絆も強くなった。デビューから100日も経たないうちに、速いスピードで色々なことにチャレンジし、より一層成長した。

「『夢アメ』の活動が終わるや否や、リアリティ番組『Aprilが行く』の撮影に入りました。撮影しながらシングルを準備しました。休息は取れませんでしたが、忙しく働いた方がいいです」

本日(25日)正午に発売されたAprilの新しいシングル「Boing Boing」にはタイトル曲「Muah!」と「ガラスの城」が収録されている。清浄アイドルのアイコンと呼ばれるAprilは、今回のアルバムを通じてより一層愛らしくて純粋な姿をアピールする考えだ。

「『夢アメ』は”清浄・純粋”というイメージが強かったのですが、今回は少女らしいところから共感を得られる歌です。衣装も前回はハイジの衣装で草むらを飛び回りそうでしたが、今回はサークルに集まった生徒の感じです。ガールスカウトのコンセプトで歌詞やダンスも生徒たちによく合うようなもので、そのときに感じられる感情を表現しました」

「Muah!」に特別な愛情と期待を持っているAprilだった。この曲は洗練されてトレンディなサウンドトラックと可愛いフック(同じフレーズを繰り返すこと)が際立つポップダンス曲で、April特有の感性と魅力を生かした。それと共に収録曲「ガラスの城」で神秘的で童話のようなストーリーに仕上げた。

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8月にデビューしたAprilはまだデビューして100日も経っていないが、たくさんの経験をした。デビュー曲がデビューして1週間で1位候補になり、活動が終わった後、すぐにリアリティ番組を撮影した。また、休むことなく新曲を発表し、今年の下半期に誰より一生懸命に走っている。そうしているうちにカメラの前に立つときのコツも、ダンスもより速く身につけるようになった。非常に出演したかったリアリティ番組では第1話からすっぴんが公開され、当惑したと言いながら笑った。

「生活そのものが変わりました。私たちは諦めなければならないこともたくさんありますが、やりたかったことをやっているわけだからいいです。夢が叶いましたので。ステージに上がること自体が幸せです。習得も速くなりました。『夢アメ』は数ヶ月間練習して群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)のようにすることができたのですが、今回の楽曲はダンスや動きを合わせるのももっと速くしました(笑) ノウハウがたくさんできました。リアリティを撮影してカメラにもう少し慣れたと思います」

もう一つ、メンバーの構成にも変化があった。一番年上のメンバーだったソミンの突然の脱退発表。ソミンが進路の問題でグループを離れることになり、チェウォンが一番年上になってグループをリードしている。デビュー前、練習生の頃から同じ夢を育み、互いに頼り合ったはずの彼女ら。デビューの喜びを満喫する前に発生したことで、メンバーらも惜しい気持ちでいっぱいだったが、互いに頼りながら新曲を準備した。そしてたくさん話し合うことで誤解が生じないようにした。

「ソミン姉さんが進路についてずっと悩んでいたことは知っていたし、しばらく前に決めたと知っています。それを聞いて驚いたのは事実ですが、姉さんの意見を尊重することにしました。それぞれ一生懸命にしながら互いに頼りあっています。一番年上の姉さんだったので頼りになったし、皆仲良くしていました。これからは私が姉になってよく面倒を見てあげてグループをリードしていきたいと思います。私たちはたくさん話し、励ましながら練習しました」

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AprilからGFRIEND、OH MY GIRL、TWICE、myBなど、今年は特に同じ年頃のガールズグループが多数デビューした中、Aprilはは目につくいくつかのグループの中の一つだ。いくつかのグループはライバルと呼ばれているが、Aprilはまず一生懸命にして認めてもらうことを目標にしている。「私たちのライバルが誰だ」と言うよりはただAprilが一生懸命に、うまくやった方がいいと思っている。実は、携帯電話やテレビがなくてよく知らないと言っていた。

「ライバルについて考えたことはないと思います。携帯もないので実はよく分かりませんし。私たちが頑張って上手にするのが正しいと思います。誰かを考える暇もないほど私たちがすべきことをするために」

それでも今年開かれた初の音楽授賞式である「MelOn Music Awards」は皆で一緒に拍手をしながら見た。多くの先輩や同僚がステージに上がるだけに一生懸命に応援し、意気込みもあった。特にAprilが興味を持った部分は新人賞だったはずだ。だが、Aprilは今年新人賞を受賞したGFRIENDをファンとして、同僚として熱烈に応援した。

「うらやましいというより『GFRIENDはGFRIENDなりに、AprilはAprilなりに』だと思います。私たちもGFRIENDの歌がとても好きです。新人賞を受賞したときは拍手しながら祝いました。私たちは、私たちのイメージに合わせ一生懸命にすればいつかは(笑)」

まもなくデビュー100日を迎えるAprilの素朴な希望はミニファンミーティングだ。いつも音楽番組でファンに挨拶して物足りなかったと言いながらもっと近くで触れ合う時間を持ちたいという。10代の女子生徒らしく、トッポッキデートを強調した。

「『夢アメ』が1位候補になったことはとても光栄で、想像もできませんでした。まもなくデビュー100日になりますが、ファンの皆様と共にトッポッキも食べてカフェでデートもしたいと思います。近くでお会いできる時間があればいいですね。ミニファンミーティング?」

さらに愛らしく、爽やかな魅力を持って帰ってきたApril。アルプスの少女からガールスカウトになり、もう一度“清浄アイドル”の魅力をアピールするつもりだ。さらに無垢で、愛らしくなったAprilの野心的な活動が期待される。

「『夢アメ』のときよりもう少し成長して発展した姿をお見せしたいと思います。タイトル曲に合わせ、愛らしくて可愛い姿をもっとお見せするため努力しています。経験があるだけにカメラの前でももう少し自然にし、Aprilだけの違う魅力をお見せできるように、私たちの年頃の飾らなくて純粋な、無垢な姿をお見せします」

記者 : ソン・ミギョン