Nine Muses、さらにセクシーになって帰ってきた「『眠れないし、お腹は空いているし』が代表曲になって欲しい」

OSEN |

ガールズグループNine Musesが現実共感ソングで帰ってきた。“モデルドル(モデル+アイドル)”というニックネームにふさわしくビジュアルはさらに華やかになり、チームワークはさらに固くなった。さらに魅惑的で女性らしい魅力でもう一度勝負をかけた。

Nine Musesはニューミニアルバム「LOST」で今年3度目の活動に取り掛かった。今回のアルバムは「Lost 'til the night is over」の意味と「この夜が過ぎるまで、私は何もすることができない」という意味を込めている。わざわざ作られたセクシーさではない、ナチュラルで高級感のあるセクシーさのある彼女たちの歴代級のセクシーさに会うことができる。

タイトル曲「眠れないし、お腹は空いているし」はNine Musesがヒットメーカー勇敢な兄弟と初めてタッグを組んだ曲だ。別れを経験して混乱する心の変化のため途方に暮れる女性の気持ちを易しく単純な歌詞で表現した。

「歌詞が現実的な部分が多いです。以前の曲も20代の女性が共感できる歌詞が多いですが、今回は特に共感できる現実的な歌詞が多いです。季節にもふさわしいし。寒くなる天気によく合うと思います。何も考えずに口ずさみやすいメロディ。大きく共感しました。『DRAMA』も自分が主人公になって感情移入しましたが、今回の曲は本当に現実的な共感にポイントを合わせました。タイトルも記憶に残って良いと思います」

今年3度目のアルバム、勇敢な兄弟との最初の作業である。Nine Musesは今回の曲に対する自信と期待が高かった。現実的に共感できる歌詞と独特なタイトルであるだけに、長く記憶に残って多くの人々に共感してもらえるだろうという説明だ。

「Nine Musesというグループは知っている方が多いですが、ぱっと浮かぶ曲はまだないと思います。今回の曲がNine Musesの代表曲になれればと思っています」

2010年にデビューして、今年でデビュー6年目を迎えたNine Muses。メンバー脱退と新メンバーの迎え入れなど、紆余曲折を経た彼女たちだが、チームワークはさらに固いものになった。目が合っただけでも笑ってしまうほど互いをよく知っていて、同僚や友だち以上に発展した。

Nine Musesとして彼女たちを知っている人は多いが、彼女たちが言う通り、まだ代表曲はない。6年間誰よりも精力的に着実に活動してきたNine Musesはゆっくり時が来ることを待っていた。そして彼女たちは今回がそのタイミングであってほしいと口を揃える。

「ランキングもほしいですけど、それは思うままに行きません。周りの人から期待しても良いと言われました(笑) いつも期待しているんですけど、人にはそれぞれのタイミングがあると思います。今回にそのタイミングが来ればと思っています」

新曲に対する自信が大きいほど、メンバーたちの期待も大きかった。深夜3時の雰囲気を音楽的な感性で表現した新曲「眠れないし、お腹は空いているし」が周りから聞こえたらいいだろうと言う。

「どこへ行っても私たちの曲が流れてほしいです。音楽配信チャートで屋根キック(MelOnチャートのリアルタイム利用数がピークに至った状態)というものがありますが、それをしてみたいです。夢のような1位も経験してみたいです。チャートに何曲もランクインしたり。曲名通り、深夜の時にたくさん検索されて逆走もしてみたいです。0時から深夜3時の間にね(笑)」

もちろん、作詞・作曲を勉強したり、演技、ミュージカル、グラビア、ラジオDJなどそれぞれやりたいことも多かった。しかし、個人活動よりは先にNine Musesとしての成果を上げたいのが彼女たちの大きな目標だった。ファンたちがNine Musesとしての彼女たちに期待が大きいほど、グループ活動への愛情が大きいように見えた。

「ZE:Aと私たちは目標も進み方も違うと思います。私たちはNine Musesとして期待されている部分も多いと思います。今回セクシーな姿をたくさん披露します。様々な女性らしい面を強調します。Nine Musesとしてのカラーを失わないのが重要だと思います。あんなことやこんなことに流されることなく」

デビュー6年、どこにも流されないはっきりとした主観を持つようになった彼女たち、Nine Muses。様々な才能を持つメンバーたちが集まっているため、さらなる活躍が期待される。何より彼女たちの望みどおり、「眠れないし、お腹は空いているし」がNine Musesを代表する曲になることを期待したい。

「Nine Musesが私たちの年頃の女性を代弁できる存在になればと思います。ワナビーワナビーになるという意味で“理想のタイプドル”はどうでしょう(笑)」

記者 : ソン・ミギョン