日韓俳優の演技の饗宴…大杉漣&チョン・ソグォン「隻眼の虎」キャラクタースチールカット公開

OSEN |

写真=「隻眼の虎」スチールカット
映画「隻眼の虎」(監督:パク・フンジョン)が隻眼の虎狩りを主導する日本軍の大杉漣とチョン・ソグォンのキャラクタースチールカットを公開した。

日本植民地時代、二度と銃を構えないと決心した朝鮮最高の名猟師チョン・マンドク(チェ・ミンシク)と朝鮮最後の虎を巡るストーリーを描いた「隻眼の虎」で、日本軍高官の前園役を担当した大杉漣と日本軍将校リュウ役のチョン・ソグォンは、劇中でチェ・ミンシクと対立しながら映画の緊張感を作り出す。

大杉漣が演じる前園は、朝鮮最高の戦利品である虎の皮に魅了された日本軍高官である。朝鮮の虎の王隻眼の虎を日本に持っていくために、リュウと朝鮮の猟師団に隻眼の虎狩りを指示する。

大杉漣は出演する作品ごとに変身する姿で、”300の顔を持つ男”という異名を持つ演技派俳優であり、前園の朝鮮の虎に対するしぶとい執念と帝国軍人のプライドを見事に演じた。

また、チョン・ソグォンが演じる日本軍将校のリュウは、朝鮮人出身というコンプレックスのため、前園に絶対的に尽くし、さらに高いポストに上がるための踏み台である隻眼の虎狩りに必死になる。しかし、簡単には姿を現さない隻眼の虎のため窮地に追い込まれ、朝鮮最高の猟師チョン・マンドクを引き入れる手段を仕掛ける人物である。

心の中で暗いコンプレッックスと熱い怒りを同時に持っており、決して容易ではないキャラクターであるリュウは、努力と情熱を兼ね備えた俳優チョン・ソグォンの演技で生々しく描写された。

朝鮮最高の名猟師チョン・マンドクと対立しながら「隻眼の虎」にのめり込ませる2人は、国境を超えて映画内外で絶頂の呼吸を見せ、映画の完成度を高めた。

大杉漣は「チョン・ソグォンは、あの難しい日本語のセリフを覚えなければならなかったけれど、本当に頑張って勉強したので、彼の日本語を聞き取るのは全然難しくなかった。すごく情熱的に臨んでいるなあと感じて、自分もこのままじゃいけないと思う、刺激になる良いチームだった」とし、完璧な日本語演技を見せたチョン・ソグォンを賞賛した。

チョン・ソグォンは「日本の名俳優と演技するということに緊張したけれど、父親のように優しくしていただいて、冗談も言ってくださってすごくやりやすかった。良い俳優になれるよう、一歩一歩前に進むことができた時間だった」とし、大杉漣と「隻眼の虎」が本人にとって持つ意味を伝えた。

「新しき世界」パク・フンジョンの脚本・監督で、代替不可能な俳優チェ・ミンシク主演、チョン・マンシク、キム・サンホ、大杉漣、チョン・ソグォン、ラ・ミラン、キム・ホンパ、ウ・ジョングク、パク・インスなど錚々たる演技派で構成された助演。全国の深い山々を回って捉えた朝鮮の野山、そしてスクリーンで生き返った朝鮮最後の”隻眼の虎”に出会える強烈な体験まで、伝説に残る偉大な感動「隻眼の虎」は、12月16日に韓国で公開される。

記者 : イ・ソダム