T-ARAが約1年の沈黙を経て、日本で活動再開!「もしかしたらファンより私たちの方が喜んでいるかも」

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先日、ここKstyleでお伝えしたように、T-ARAが日本で再始動する。突然発表された日本オフィシャルサイトと公式ファンクラブの同時オープンは、ファンには驚きと同時に待ちに待った吉報だったはずだ。
活動再開発表の当日、今の心境を聞こうと忙しくスケジュールをこなすT-ARAを訪ねた。日本での活動がなかった約1年、彼女たちは何を考え、ファンたちにどんな思いを抱いていたのか。慎重に言葉を選びながら、今後の意気込みも語ってくれた。

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―約1年ぶりの活動再開になりますが、今の率直な思いをお聞かせください。

ウンジョン:T-ARAが久しぶりにファンの皆さんにお会いできることになり、すごく嬉しいですし、何よりもファンクラブが再発足したことに、ファンの皆さんと同じく私たちも感激しています。待ち望んでいたことなので、本当に嬉しいですね。

ソヨン:ファンの皆さんは本当に長い間待っていてくださいました。私たちもそれをわかっていましたし、(待たせている) 時間が長くなればなるほど、胸が痛かったです。いつも待ってくれている皆さんを心配していました。やっとこういう機会ができましたが、もしかしたらファンの皆さんより私たちの方が喜んでいるかもしれません。皆さんに会いたかったので、すごく幸せです。

―日本での活動がなかった間は中国で精力的に活動され、韓国内でも、個人で映画やドラマ、バラエティなどに出られていたようですね。この約1年で、個人的にもグループ的にも何か変わった、成長したなと感じる部分はありますか?

ヒョミン:もちろん、変わった部分はあると思います。まず、経験を積みましたし、その分私たちだけのノウハウも増やしました。

ウンジョン:中国でたくさん活動しましたし、国内でもメンバーそれぞれが映画、ドラマ、バラエティに出演させていただきましたが、その間も日本での活動を恋しく、懐かしく思っていました。ですので、少しでも成長した、変わったと言える点があるとしたら、待っていてくれたファンの皆さんへの感謝の気持ちと恋しさが、さらに大きくなった、ということでしょうか。今後、日本での活動にもっと気を配り、いいステージをお見せしたいという気持ちも強くなったと思いますね。

ソヨン:この1年に限らずですが、私たちは今まで、様々なコンセプトで舞台に立ってきました。長く活動していればコンセプトもより多様になり、かなりの回数のステージをお見せしてきたので、舞台での表現力が伸びたと思います。いろいろなコンセプトで活動してきたので、それに合わせて曲を生かすような振り付けだったり、表情だったり、ボーカルの印象だったりを表現するスキルですね。これまでの活動を通して、そこがだいぶ成長したと思います。もちろん完璧でないのは事実ですが、それもファンの皆さんは受け入れてくれたので。

―この約1年の間に、後輩のガールズグループ数組も日本デビューをしました。他のグループと比べた時に、T-ARAにしかないカラーや強みを、自分たちではどうお考えですか?

ヒョミン:これまで私たちも先にデビューされた先輩方が作った道を、追いかけて活動してきました。う~ん何と言うか、後輩グループとの比較というよりは、お互い一緒に歩んでいる感覚がありますね。韓国の歌手として、K-POPを共に広げようとする気持ち、自負心はまったく同じだと思うので。それでももし比較するとしたら……ほかのグループの曲ももちろんステキですが、私たちの曲はセンチメンタルな韓国らしいメロディーで、くり返し聴きたくなる中毒性が強いと言う人が多いんですよ。それから、ほかのガールズグループが簡単にやらない、幅広くておもしろいコンセプト。この2点が私たちの強みじゃないかと思います。

ウンジョン:『Bo Peep Bo Peep』という曲は、韓国ではカラオケでたくさん歌われるんですけど、日本での活動時にファンの皆さんから聞いたところによると、日本でもカラオケで場を盛り上げるのにぴったりなんだそうです。ノリノリの雰囲気、それから華やかな感じだけど簡単にマネできる振り付けが、私たちにしかない魅力だと思いますね。


「一番楽しかった瞬間は、ツアーをしていた時」

―T-ARAは活動される度に、メンバーとスタッフが話し合い、たくさんアイディアを出し合ってきたと思いますが、今回の活動再開はどういうコンセプトで進めていくか、今後どういう方向でいきたいかなど、何か話をされていますか?

ヒョミン:私たちはこれまで様々な姿を表現してきたので、それに対する使命感のようなものが若干あるんですよ。それに、さらにいい姿、成長した姿をお見せしたいという欲も強くなったので、がっかりさせないよう少しでも目新しいコンセプトで今回活動したい気持ちがありますね。一番楽しかった瞬間は、ツアーをしていた時だったんです。番組出演ももちろん楽しいですけど、ツアーをしながら地方のファンとコミュニケーションをとったり、その土地の文化を知っていく楽しさがありました。今回も機会があれば、全国……は回れないかもしれませんが、ファンの皆さんにお会いできる機会をできるだけたくさん作ることが目標です。

―ツアーと言えば、みなさんは東京、大阪、名古屋、福岡などの大都市だけでなく、ツアー中は地方へもたくさん行かれていましたよね? また行ってみたい場所はありますか?

ウンジョン:私はアオヤマ……?(ちょっと沈黙があり) アオモリ? あ、青森です! 青森のファンの皆さんに会いにショッピングモールへ行った時、雪がめちゃめちゃ降っている日だったんですよ。だからすご~く記憶に残っています。大変な道をなんとか進んで、ファンのみなさんに会えた時の感動が本当に印象深くて。

(メンバー一斉に)

ソヨン:福岡!

ジヨン:私、札幌、札幌!

ボラム:名古屋も!

キュリ:大阪もある!

ヒョミン:ほんと、たっくさんあります。あ~とにかく日本に行きたいです。

―ちょっとプライベートな話になりますが、活動されていなかった間に、個人的に日本へ行かれた方は……。

メンバー全員:(一斉に) はい、旅行で。

―すごい、みなさん行かれたんですか?

キュリ:私は東京に2回行きました。

ウンジョン:私は母と、東京と青森に。

ソヨン:最近の話ではないんですが、前回の日本での活動を終えてから母と行きました。ショッピングをしたり、おいしいものを食べたり、温泉にも行きました。東京にもいい温泉がたくさんあるんですよね。東京でたくさん楽しんできました。

ヒョミン:(ジヨンを指さしながら) 二人で初めて旅行したんですけど。

―え! 二人きりでですか?

ジヨン:そうですー。はは。

ヒョミン:初めてなのでちょっと怖いじゃないですか。東京だったら私たちがしょっちゅう行っていたので、じゃあ東京にしようってことで行ったんですが、到着した途端雨が降ってきて……。その時は「もうなんなの~」と思いましたが、今になって思い返してみると、いい思い出をたくさん作れました。緊張して道に迷ったことや、目的地をみつけられなかったこと、足が痛い~と言いながらさまよったこと、おいしい焼き鳥屋に行って食べたこと、ショッピングもしました。それから……あれ何だっけ? あの大きい……ほら、お台場の。

―ガンダム?

ヒョミン・ジヨン:はいはい、それです!

ヒョミン:お台場には、カップルが多いみたいですね。

ジヨン:(小さな声で) たっくさんいらっしゃったんですよ~。

全員:爆笑。

ウンジョン:一人でも東京に1泊2日で行ってきました。私たちはいつもマネージャーさんがセッティングしてくれたとおりに動いていたので、ほかのメンバーも同じだと思いますが、一人でホテルを探し、一人で行きたい場所に行くのが新鮮でしたし、レコード店を通り過ぎながら「あ~私たち、ああいうことしてたんだ。すごいことだったんだな~」なんてことも感じました。すごく楽しかったです。

ボラム:私は母と一緒に行ってみたかったんですけど……私も母もスケジュールが合わなくて……。今度もし行けたら、母と名古屋の方へ行く予定です。

ウンジョン:口だけじゃなく、ぜひ行ってくださいよ!

ボラム:は~い。


「この1年、心の中にいつもファンがいた」

―最後に、活動再開をずっと待ってくれていたファンの皆さんに、それぞれメッセージをお願いします。

ジヨン:突然ファンクラブが活動休止になったのは、私たちも知りませんでしたが、ファンの皆さんも当然知らなかったと思うので、申し訳なく思っています。長い間お待たせしてしまいましたが、近いうちに会いに行って、近い距離でコミュニケーションをとれる機会を作りたいです。今まで待っていただき、ありがとうございます!

ヒョミン:すごく会いたかったですし、私たちは正直なところ、いつも日本に行きたかったんです。ですが私たちの好き勝手にはできないので……。この日をファンのみなさんと同じ気持ちで待っていましたが、幸いこうしてまたお会いできることになり、とても嬉しいです。たくさん待たせてしまった分、こちらの切なさも募りました。もちろんずっと一緒にいられたらよかったのかもしれませんが、まるで久しぶりに友だちと会うかのように、時間を大切に思えるきかっけになるような気がしています。これからも一緒にいる時間を大切に過ごしたいです。

ボラム:ファンの皆さんがSNSに残してくださったコメントは、いつも見ていました。近くにいたって心が離れていくものなのに、遠くにいても心はずっとそばで、変わらず応援してくださるファンの皆さんにとても会いたかったです。待ってくださった皆さんに感謝していますし、今後はさらにいい曲で、進化した姿で、お会いできる機会がたくさんできると思うので、もう少しだけ待っていてください。

ソヨン:この1年、心の中にいつもファンの皆さんがいました。私たちにとって初の海外進出が日本なので、特別な思い入れがあったんです。ですがその気持ちとは裏腹に、仕事が自分たちの思うようには進まなかったため、この間、韓国と中国を行ったり来たりしながら活動することになりました。ただ、私たちは一日たりともファンを考えなかった日はありませんでした。私たちがいつもファンとコミュニケーションをとるSNSを通じて、日本の皆さんに関する文章をたくさん読みましたし、やり取りもあったので、忘れることなんてできなかったんです。待ってくれていた気持ちはちゃんとわかっていますし、すごく感謝しています。だから今回の活動再開は私たちにとって本当に大事ですし、活動も一生懸命頑張ります。ファンの皆さんは私たちの家族だと思っていますから。

キュリ:私もメンバーと同じ気持ちで、ファンの皆さんが長い間待っていてくださり、胸が痛かったです。たくさんお待たせした分、私たちも全力で活動に打ち込まなきゃと思っています。ほかのメンバーも言っていましたが、これまで日本のファンを忘れたことはありませんでした。どんな時もありがたいです。

ウンジョン:ツアー中、ファンのみなさんに向けて手紙を読んだことがあるんですが、その時の気持ちとまったく同じです。私たちとファンの皆さんは家族だと伝えてから、約1年も活動のない時間ができてしまいました。皆さんには「忘れないで」と言われたんですが、本当に忘れたことはないです。韓国や中国での活動中に、わざわざ日本から来てくださり、「忘れないでね」と声をかけてくれる方がいましたが、そういうファンたちを思うと、恩返しがしたい、絶対に会いに行かなきゃと思います。私たちの気持ちを理解してくれ、つらくても待っていてくださったファンの皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。

ライター:阿部真奈美

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記者 : Kstyle編集部