Ryu「『冬のソナタ』以来、韓国でこんなに愛されたのは初めて」

MYDAILY |

写真=SBS
チ・ジニ&キム・ヒョンジュ主演のSBS週末ドラマ「愛人がいます」のテーマ曲を歌った歌手Ryuのインタビューが公開された。

Ryuは「愛人がいます」で、ジノン(チ・ジニ)とへガン(キム・ヒョンジュ)の切なく惹かれ合う姿を絶妙に表現したテーマ曲「歳月(セウォル)」を歌った主人公だ。SBSは最近、Ryuとのインタビューを公開した。

Ryuの「歳月」は、彼の日本での活動10周年記念アルバムに収録された曲。「愛人がいます」に挿入された「歳月」は、Ryuが制作陣に依頼され、ドラマのストーリーに合わせて新しく作詞した。

Ryuは「歳月」に対する視聴者の愛情を実感しているのかと聞かれると、「周りに『愛人がいます』にハマっている人が多く、もちろん実感しています。『冬のソナタ』以来、12年ぶりにこうやって韓国で愛されて、とても嬉しいし、日本のファンたちも喜んでくれてとても感謝しています」と答えた。

彼は「歌詞でジノンとヘガンの出会いと別れ、再会、後悔、さらに深まった愛などの感情、自ら選んだ別れだけど、記憶を失ったへガンをまた愛してしまったジノンの気持ちを表現しようと努力しました」と言い、「『初めて感じたそのときめき、君の微笑、私たちはただお互いを愛していたのに』という部分は、再び許して愛し合おうという気持ちで書き、『別れていた時間も深く愛したように、私たち初めて出会ったように』の部分は、歌のテーマです」と説明した。

Ryuは「冬のソナタ」に続き、「愛人がいます」でも心の琴線に触れる歌詞で視聴者の心を鷲づかみにした秘訣を聞かれると、「主人公の心を多様な観点で見ようと努力し、僕自身がその中にハマることが秘訣と言えば秘訣ですね。“夫と再び恋に落ちること”に確信をもって楽しく書きました」と話した。

また「水が流れるように、なるべく節制しながら歌いました。悲しみを超えた喪失感にもっと集中しました」と付け加えた。

Ryuは第14話のジノンがへガンに「蕁麻疹(じんましん)は治まったのか?よかったな」と聞くシーンを、印象深いシーンとして選んだ。彼は「ジノンがへガンの蕁麻疹が心配で電話をかけます。歌で始まって、楽器の演奏が静かに流れます。キム・ヒョンジュさんとチ・ジニさんが切ない感情を何も言わずに、その中で表現します。『もう寝よう。おやすみ』というチ・ジニの台詞の後、全ての楽器が加わって演奏し、劇的な効果を倍増させます」と話した。

続いて「感情のラインに従った適材適所の絶妙なタイミング、OST(劇中歌)のタイミングが最高だったと思います」とし、音楽監督と編集者に感謝の言葉を伝えた。

最後に「このようなシーンを見てからは、あまりにも興奮してしまって寝られません。その中に僕の歌があるというのがとても幸せです。誰かから共感を得ることは、本当に幸せなことです」と語った。

SBS週末ドラマ「愛人がいます」は毎週土曜日と日曜日の夜10時に韓国で放送される。

記者 : ホ・ソルヒ