「オー・マイ・ビーナス」ソ・ジソブ&シン・ミナ、ヒーリングカップルはKBSドラマの救世主となるか(総合)

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KBSが今年ずっと続いた月火ドラマの視聴率低迷を断ち切るために刃を抜いた。それも俳優ソ・ジソブとシン・ミナという華やかな刃だ。

KBS 2TVの新月火ドラマ「オー・マイ・ビーナス」(脚本:キム・ウンジ、演出:キム・ヒョンソク、イ・ナジョン)の制作発表会が11日午後2時、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)タイムスクエアAMORISホールで行われた。「オー・マイ・ビーナス」は世界的に有名なヘルストレーナーである男性と、美女からダメなプロポーションになってしまった女性弁護士、まったく異なる二人の男女が出会ってダイエットに挑戦する過程を描くヘルスヒーリングラブコメディだ。

ソ・ジソブがベールに包まれたハリウッド俳優らの体型管理を担当するフィットネストレーナーキム・ヨンホ役を、シン・ミナが美女からダメなプロポーションになってしまった女性弁護士カン・ジュウン役を演じる。チョン・ギョウンが元国家代表水泳選手で、現在は医療法人カホンの広報チームのチーム長イム・ウシク役を、ユ・イニョンが外見至上主義の被害者から超美人に生まれ変わったオ・スジン役を、ソンフンがキム・ヨンホの協力でUFCのウェルター級チャンピオンになったチャン・ジュンソン役を、SUPER JUNIOR-Mのヘンリーがチャン・ジュンソンのマネージャー兼トレーナーキム・ジウン役を演じる。

それぞれSBSドラマ「主君の太陽」とMBCドラマ「アラン使道伝」以来、テレビドラマの復帰作として「オー・マイ・ビーナス」を選んだソ・ジソブとシン・ミナは作品について「癒される作品」「大人の物語」と言った。ソ・ジソブは「見る前までは、どこかで見たような設定やキャラクターだと感じるはずだ。だが、見てみれば、新しく心温まる。見たら、癒されるドラマだ。ある瞬間から、僕は視聴者の数人でもドラマを見ながら幸せになってほしくてドラマに出演している」と自信を示した。

シン・ミナも自身のキャラクターについて紹介しながら、「カン・ジュウン役はきれいになり、痩せるために努力するが、それは失っていたことに対する悲しみを表現している。全てのキャラクターが目標にしてきたことと失ってしまったこと、それを取り戻すために努力する。大人の物語を盛り込んだ作品だ」と語った。

二人の共演に視聴者たちは独歩的なビジュアルカップルの誕生を期待している。シン・ミナは「多くの方々がソ・ジソブさんと共演したいと明かしてきた。作品の序盤では、私の(劇中の役の)外見が違うので、彼と共演したアパレルブランドの広告のときとは違う姿だ。典型的なラブストーリーというよりは可愛く『彼らをどうすればいいの?』と思わせるケミ(俳優同士の相性)を見せると思う。期待している」と話した。

またシン・ミナは「どうも私の演じるキャラクターは特殊扮装も必要だし、時間的な余裕が必要だが、ソ・ジソブさんの配慮が大きい。彼が配慮してくれなかったら、もっと大変だったはずなのに、女優を配慮してくれて大きく助けられている」と感謝の気持ちを表し、ソ・ジソブは「シン・ミナさんは特殊扮装をしなければならないし、大変な役柄だ。でも疲れた気配を見せない。大変でも我慢して演じる姿に力を得ている」と付け加え、完璧な呼吸を誇示した。

今年、KBSは月火ドラマの時間帯に多様なジャンルのドラマを披露してきたが、成績は芳しくなかった。年末、事実上今年の最後の作品となった「オー・マイ・ビーナス」の負担がだからこそ、大きい。これと関連してシン・ミナは「あれこれ考えていると、何もできなくなる。また編成は私に決められることでもない。前作もいつも競争作は強かった。ただ本作をどうやって差別化するか悩む方が重要だと思う。視聴率はともかくとして斬新なストーリー、面白いストーリーを視聴者の皆さんに伝えれば、新しいものを得ることができると思う」と付け加えた。

ソ・ジソブ、シン・ミナ主演の「オー・マイ・ビーナス」は16日(月)夜10時に韓国でスタートする。

記者 : イ・スンギル、写真 : キム・ソンジン