コ・ス&パク・ソンウンら出演映画「石造邸宅殺人事件」10日にクランクイン…本格的な撮影に突入

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写真=マイデイリー DB
映画「石造邸宅殺人事件」(監督:チョン・シク、制作:映画社ダ、配給:シネグル(株)ダウ技術)が、錚々たるキャスティングリストを電撃公開した。

「石造邸宅殺人事件」は解放期、フィアンセの死の裏に隠された真実を追う男ソクジンのものすごい愛と、彼を取り囲むミステリアスな事件を扱ったスリラーもので、俳優コ・ス、キム・ジュヒョク、ムン・ソングン、パク・ソンウン、女優イム・ファヨンなどが集まった。

1955年にアメリカで発表され、20世紀サスペンススリラーの傑作として挙げられるビル・S・バリンジャーの小説を映画化した「石造邸宅殺人事件」は、原作が持つ爆発的な破壊力と俳優の新鮮な演技で、スリラーの新しい境地を開くと期待を集めている。

映画「超能力者」(2010)、「高地戦」(2011)、「ファイヤー・ブラスト」(2012)、「尚衣院」(2014)など、演じる役ごとに深みのある演技力を見せている俳優コ・スが、フィアンセの死を巡る真実を暴こうとする男イ・ソクジン役を演じた。彼は今回の役で節制されたギャップのある演技を披露し、スリラージャンルでも特有の男性的な魅力とソフトなオーラで観客を引き付ける予定だ。

「妻が結婚した」(2008)、「春香秘伝 The Servant」(2010)、「ビューティー・インサイド」(2015)で観客の信頼を積み上げた“ロマンチックガイ”キム・ジュヒョクが、ミステリアスな過去を持つ正体不明の人物ナム・ドジン役を演じ、演技変身を繰り広げることが予想される。

また、「折れた矢」(2011)、「海にかかる霧」(2014)で成熟した演技力を披露したベテラン俳優ムン・ソングンが、真実を隠そうとする弁護士ユン・ヨンファン役にキャスティングされ、「新しき世界」(2012)、「逆鱗」(2014)、「鬼はさまよう」(2015)など、格別なカリスマ性で観客を引き付けたパク・ソンウンは、真実を追跡する検事ソン・テソク役で完成度を高める予定だ。コ・スの相手役でソクジンのフィアンセであり、危険な秘密を隠している女性チョン・ハヨン役は、2015年の映画「退魔:巫女の洞窟」から「鰻の男(Made in china)」、ドラマ「ヨンパリ」に出演したイム・ファヨンが激しいオーディションの末にキャスティングされた。

「石造邸宅殺人事件」は今月10日にクランクインし、本格的な撮影に突入した。初撮影に臨んだコ・スは「いよいよ初めての撮影に入り、感慨が格別だ。素敵な作品で観客に報いたい」と感想を伝え、キム・ジュヒョクは「シナリオからしっかりと準備してきた作品だ。完璧に準備して、新しい姿、完成度の高い映画をお見せする」と自信を表した。

パク・ソンウンも「良い原作を持つ作品で、素敵な俳優らと制作スタッフが一つになった。期待しても良い」と伝え、「石造邸宅殺人事件」への期待を増幅させている。イム・ファヨンもやはり「映画界最高の先輩俳優の方々と共に作品に参加することになり光栄だ。迷惑をかけないように徹底的に準備し、良い演技を披露できるようにする」という堂々とした抱負を明らかにした。

「石造邸宅殺人事件」は韓国で2016年に公開される予定だ。

記者 : シン・ソウォン