ムン・グニョン&BTOB ソンジェ主演「アチアラの秘密」放送スタート!緊張感溢れるスリラードラマ

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「アチアラの秘密」放送画面キャプチャー
恋愛ドラマが主流になっている今、それこそ映画並みの実写感とクオリティで第1話からヒットの兆しを見せるドラマが誕生した。「アチアラの秘密」は演出、台詞、演技と三拍子揃ったドラマで、視聴者の心を一気に掴んだ。これから水曜日と木曜日はSBSにチャンネルを固定する視聴者が増えると見られる。

SBS水木ドラマ「アチアラの秘密」(脚本:ト・ヒョンジョン、演出:イ・ヨンソク)は、韓国で7日午後から放送がスタートした。この日の放送では運命に引かれ、アチアラという村へ向かったソユン(ムン・グニョン)と彼女をめぐって起きる奇妙な事件についての話が始まった。

「アチアラの秘密」には、最初から尋常でない雰囲気が漂っていた。カナダに住んでいたソユンは唯一の血縁だった祖母が亡くなった後、韓国に戻る決心をした。そうしている間荷物の中で偶然幼い頃自身の家族が経験した事故についての記事を見つけたソユンは、自身が死亡したと記録されたことを知り、好奇心を持った。ソユンの家庭の事情が今後ドラマを引っ張っていく伏線になることを暗示したのだ。

結局ソユンは家族の死の内幕を明らかにするため村アチアラへ向かったが、そこは何だか薄気味悪い雰囲気だった。よりによってソユンが村に着いた日はものすごい雨が降っていた。バスの運転手はこの頃雨の降る日に連続殺人が起きていると怖がらせた。そして彼の話通りソユンの背後には、正体の分からない男がガチャガチャというクルミの音を出しながら後をつけてきて恐怖感を抱かせた。

翌日ソユンが赴任した学校でも尋常でない雰囲気は続いた。ソユンを見た男性教諭は「一度のこの村に入ってくれば簡単に出て行くことはできない。ここの湖に人の足を引っ張る幽霊がいるから。幽霊の力はすごいから気をつけろ」と警告し、学生を探すために入った山の中では白骨になった死体を見つけた。このとき、まるでソユンに向かって差し伸べたような死体の手を見て視聴者たちも驚くしかなかった。

その後もソユンの周りではわけの分からないことが続いた。偶然に担任を引き受けたクラスの生徒ユナ(アン・ソヒョン)はわけの分からない理由で反抗し、村の人々は自身を見る度に死体の話を取り出して困らせた。さらに放送の最後にはトラブルを起こしたユナがソユンの家を訪れる姿が登場し、今後どんな展開になるかに注目が集まっている。

このように、ベールを脱いだ「アチアラの秘密」は最後まで緊張感が続く展開と数々の細かい伏線で視聴者の興味を刺激することに成功した。また、すでに映画「箪笥」を通じて優れたスリラー演技を披露したムン・グニョンは今回の作品でも見る人の没入感を高める表情の演技と台詞で期待を満たした。彼女のほかにBTOBのソンジェからシン・ウンギョン、チャン・ヒジン、オン・ジュワンなどの俳優もそれぞれのキャラクターを完璧にこなす姿で優れた演技を披露した。

特に韓国のドラマでは稀に見るジャンル物の登場に視聴者も歓迎している様子だ。ユニークな題材とこれを生かす演出、さらに音響まで全ての面で非の打ち所のない第1話だったと言える。もちろん「アチアラの秘密」はまだ第1話だけが放送された状態だ。これからもこの勢いを維持し、最後まで手に汗握る緊張感を持っていくことができるか、これからが注目される。

「アチアラの秘密」は平和な村に密葬されていた死体が発見され、村の隠れた秘密を追跡していくミステリースリラーである。韓国で毎週水曜日と木曜日の10時に放送される。

記者 : チョン・ソヨン