韓国の各音楽関連団体「音源買い占め根絶に向け、共同で努力する」と発表

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写真=MelOnホームページキャプチャー
韓国の音楽産業を代表する団体が、最近問題になっている音源買い占めの根絶に向け力を合わせると明らかにした。

大韓歌手協会(会長:キム・フングク)、韓国芸能制作者協会(会長:キム・ヨンジン)、韓国音楽著作権協会(会長:ユン・ミョンソン)、韓国レコード産業協会(会長:キム・ギョンナム)、韓国音楽実演者連合会(会長:ソン・スンギ)、共にする音楽著作者協会(会長:ペク・スンジン)は最近、韓国音楽コンテンツ産業協会(会長:パン・グッキュン)が行っている音源買い占め根絶キャンペーンに協力するという意思を伝えた。

"音源買い占め"とは、音楽ランキングのランキング操作、あるいは著作権使用料の収入を目的に、著作権者、または著作隣接権者が当該の音源を不当に購入したり、専門業者およびその他の関係者に当該音源を不当に購入するように働きかける行為である。最近JYPエンターテインメント、YG ENTERTAINMENTなど韓国の大手プロダクションも同問題の深刻性について言及すると共に、徹底した調査により根絶を促している状況だ。

このような状況で音楽団体は、音楽コンテンツ協会が5日に発表した「音源買い占め根絶のための4つの対策」を支持し、音源買い占めが根絶されるまで力を合わせるという意思を明らかにした。

音楽コンテンツ協会が出した「音源買い占め根絶のための4つの対策」には現行法上、音源買い占めを処罰できる具体的な法律がないため、できるだけ早く立法化するよう文化体育観光部および国会と緊密な協力をするという内容が含まれている。また、音源買い占め防止のための政策や技術面でのガイドを用意すること、買い占めに対するモニタリング強化、買い占めを通報できるサイトを運用することで、各音楽配信サイトのランキング内の音源買い占め情報を共有することなどが含まれている。この他にも音楽コンテンツ協会は、音源の買い占めを根絶できる効果的な対応策を模索する予定だと明らかにした。

これに対し音楽産業関連団体は、音楽コンテンツ協会の今回の措置を歓迎し、このような計画が滞りなく進行されるよう、最大限の業務協力および支援を惜しまないという意志を表明した。

記者 : チェ・ナヨン