俳優チェ・ダニエルの電撃入隊…スター達はなぜこっそり入隊するのか

OSEN |

写真=OSEN DB、スター帝国
非公開入隊が芸能界の美徳になったのだろうか。スターたちの入隊に「待っているよ」と書かれた横断幕を掲げて涙を流すファンたちも、入隊前の最後の決意を話すスターたちの姿ももう昔の話となった。入隊日と時間はもちろん非公開だ。さらに、すでに入隊した後で遅れて入隊が明らかになり、驚かされることも多くなっている。

俳優チェ・ダニエルは2日、論山(ノンサン)訓練所に入所した。最近の流行のように聞かれる「本人の希望により静かに入隊した」という所属事務所の説明がすべてだった。一世代アイドルであり、90年代の若いファンたちを熱狂させたH.O.T.出身のトニー・アンも、俳優カン・ドンウォンも、熱愛説により入隊後にその事実が明らかになったグループSoRealのリュ・フィリップも密かに入隊した。そのため、俳優クァク・ジョンウクが当日SNSを通じて入隊の報告をしたのはむしろ早い方だ。

スターたちはなぜ非公開で入隊するのか。「静かに入隊をすることを望む」というお決まりの言葉にその答えがある。韓国男性なら誰にでも与えられる義務をスターという理由で騒がせたくないという意味だ。これは謙遜を美徳とする韓国情緒が反映された結果でもある。

また、誰もが行く軍隊に、多くのファンや報道陣の関心を受けて入隊した場合、入隊を控えている男性や、すでに兵役を終えた男性に相対的な剥奪感を感じさせる。これにより反感を買うこともある。

現役でない時にはさらに静かな入隊を選択する。それなりの理由はあるだろうが、現役に比べて公益勤務要員として服務する場合、さまざまな疑惑を呼ぶ。入所するという事実よりも、「なぜ公益勤務要員なのか」に焦点が合わせられる。そのような関心を最小限に抑えるために静かな入隊を希望する。

記者 : イ・ソダム