「アチアラの秘密」ムン・グニョン、豪雨の中で5時間も撮影…デビュー17年目の女優の底力

OSEN |

写真=SBS
ムン・グニョンが泥の上で転び、5時間も雨に打たれるなど、体を張る熱演を見せている。このすべてが作品の完成度を上げるのだ。

SBSの新水木ドラマ「アチアラの秘密」(脚本:ト・ヒョンジョン、演出:イ・ヨンソク)でヒロインのハン・ソユン役を演じるムン・グニョンは、アチアラに来た次の日、長く埋められていた遺体を見つけ、ミステリアスな事件の渦に巻き込まれる人物だ。そのお陰で撮影もまた、豪雨の中で全力疾走を繰り返すなど苦難の連続だったが、ムン・グニョンは作品に対する信頼と愛情ですべてを演じ、17年目の女優の底力をアピールしている。

公開された写真でも、雨に打たれながらどこかを見つめているソヨン。傘を準備できなかったのか、見知らぬ村アチアラに着いた初日から彼女は、髪と服が雨に濡れてしまった。しかし、何よりも視線を引き付けるのは、何かに追われているような彼女の表情だ。死体が発見される前の平和な町アチアラで、ソユンはいったい何を見ておびえる顔になったのだろうか。

じめじめと雨が降る秋の夜、静かな田舎の村の荒涼な雰囲気を演出するために5時間も強い雨脚を噴出した散水車。雨に打たれながら全力疾走をせざるを得なかったムン・グニョンは、最も完璧なシーンを撮るために、走ってまた走ることを躊躇わなかったという。朝晩の温度差が大きかったため、スタッフが彼女を心配したが「走っていると運動した気分だ」とどこまでもポジティブなオーラを放ち、プロのような姿を見せたという。

制作スタッフは「ムン・グニョンは普段から探偵物やスリラーが好きだそうだ。そのせいか、一見ただ流れるシーンが、とてつもない伏線を含むことがあることをよく知っていた」とし「そのため、どんなシーンでも没頭し、完成度を高めるために監督とよく話し合いながら心血を注いでいる。スタッフ全員が感心するほどだ」と伝え、彼女が初めて披露するミステリースリラーに対する期待を高めた。

遅い夜、人気の少ない田舎の村で彼女が雨の中を全力疾走せざるを得なかった理由は何だろうか。一枚ずつベールが剥がされるたびに疑問を増していく「アチアラの秘密」は、長く村に埋蔵されていた死体が発見され、村の隠された秘密を追跡していくミステリースリラードラマだ。韓国で毎週水曜日と木曜日の10時に放送されている。

記者 : パク・ジニョン