キム・ヒョンジュン側、緊急記者会見「本人のDNA検査完了…1日も早い親子確認を求める」

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元恋人のAさんと法廷攻防を繰り返しているSS501のリーダーキム・ヒョンジュン側が第3次弁論期日を6日後に控えた17日、Aさんが今月初めに出産した子どもの親子確認に関連した緊急記者会見を開いた。

キム・ヒョンジュンの法定代理人である法務法人チョンパのイ・ジェマン弁護士は17日午後12時、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞法務法人青坡路(チョンパロ)オフィスで行われた記者会見で「キム・ヒョンジュンは、親子議論を終息させ、進行中の民事訴訟と刑事訴訟に集中するため、先週土曜日に軍部隊内で出張DNA調査を終えた。もう子どものDNAだけ検査すれば親子かどうか確認できる」と述べ、キム・ヒョンジュンがDNA検査を受けている写真を公開した。

続いて「Aさん側の弁護士にDNA検査を終えたと言った。子どもが訴訟の道具として利用されないようにしようと伝えた。ところが相手側は『公正性のために子どもとキム・ヒョンジュンが一緒に行ってDNA検査を受けなければならない。各々で受けることはできない』と拒否の意を伝えた」とし、「しかし、DNA検査は必ず一緒に行かなければならないわけではない。あれこれ言い訳せずに、迅速な検査を受けることを望んでいる」と付け加えた。

また、イ弁護士は「Aさんは産後調理院にいる。そちらにも話した。出張検査することができるよう要求した。費用はキム・ヒョンジュン側で支援した。出張DNA検査をして、両者を比較して親子議論が終息することを願う」とし、「実子であることが確認されれば、キム・ヒョンジュンは子どもの父親としての責任を全うする。本人も親権を確認したいと思っている。子どもを育てて欲しいと要求するならば、直接育てる。相手が育てると言えば養育費を払う」と述べた。

しかしイ弁護士は、出産と訴訟について明確な線引きをした。イ弁護士は「出産が訴訟に与える影響は全くない。男女間の妊娠と出産は違法行為ではない。そして昨年妊娠した事実がないにもかかわらず妊娠したと言い、6億ウォン(約6000万円)を受け取ったことは、今回の件と全く関係がない。キム・ヒョンジュンは妊婦であることを勘案し、21日が経過した後に刑事告訴事件を進めてくれと要請した」とし、「キム・ヒョンジュンが手紙を送ってきた。今日のインタビューをする時に、子どもができたと言うが、復縁は決してないということを必ず話してくれと言っていた」と語った。

この日公開されたキム・ヒョンジュンの手紙には子どもが自身の子である場合、訴訟によって子どもが受ける被害を最小限におさえようとする父親の気持ちが盛り込まれていた。

イ・ジェマン弁護士はキム・ヒョンジュンが送ってきた手紙全文を読み上げた。キム・ヒョンジュンは今回のことがおさまった後に立場を明かそうと思ったが、自身の子かもしれないAさんの子どもが後日この事実を知って受ける衝撃を最小限におさえたい気持ちを伝えた。長文の手紙の後半に書かれた「子どものことはどこからも露出させたくありません」という文章に、今回記者会見を開き、自身の立場を明かすことになった理由が盛り込まれている。

イ・ジェマン弁護士は「子どもには何の罪もありません」と言いながら一日でも早く親子確認を行い、現在進行中の訴訟だけに集中してほしいとAさん側に強く求めた。

キム・ヒョンジュンとAさんの法廷攻防は昨年から始まった。Aさんは昨年8月にキム・ヒョンジュンを暴行および傷害の疑いで告訴した。その後、キム・ヒョンジュンの謝罪を受け告訴を取り消した。今年2月、Aさんはキム・ヒョンジュンの子どもを2回目に妊娠したと主張したが、キム・ヒョンジュンがこれに反論し、再び攻防が始まった。

Aさんは4月、妊娠した状態でキム・ヒョンジュンに殴られ、流産したと主張しながらキム・ヒョンジュンを相手に慰謝料として16億ウォン(1億6千万円)の損害賠償請求訴訟を提起した。キム・ヒョンジュン側は「昨年Aさんは妊娠したことがない。流産も虚偽だ」と主張しながら11月に12億ウォン(1億2千万円)の反訴状を裁判所に提出した。22日の第2次弁論期日ではAさんの妊娠と暴行による流産がすべて虚偽だと主張した。Aさんがキム・ヒョンジュンを相手に提起した16億ウォン訴訟の第3次弁論期日は23日にソウル中央地方裁判所で開かれる。

記者 : イ・ウイン、写真 : チョ・ソンジン