T-ARAが語る“韓流人気”…中国で愛されている理由は?
10asia |
ガールズグループT-ARAが、韓流ガールズグループとしての秘訣を伝えた。
T-ARAは11日、アジアミュージックネットワークのショーケースステージに上がった。アジアミュージックネットワークは、K-POPアーティストたちが海外進出を先導するミュージック・マーケットイベントで、韓国内の有名なアイドルグループ、歌手、バンドたちが大挙出演し、ショーケースのステージを披露する。T-ARAは11日午後、所属事務所MBKエンターテインメントに所属している歌手たちと共にステージに上がり、意味深い時間を過ごした。
T-ARAはショーケースのステージに上がる前に取材陣とのインタビューで、ステージに上がる感想と先輩ガールズグループとして韓流の秘訣を伝えた。この日のショーケースではヒョミンがペンシルバニア州ピッツバーグのPNCパークで開かれたピッツバーグ・パイレーツとミルウォーキー・ブルワーズのホームゲームで韓国芸能人として初めて始球式に参加したため、この日は一緒に立てなかったが、T-ARAはデビュー7周年を迎えるガールズグループらしく、老練なステージを披露した。ソヨンは「デビュー当時から個人活動を活発にしていたため、ヒョミンやソヨンのいないバージョンがある。曲が変わるたびに新しいバージョンを作らなければならないが、基本的に一曲当たり6つのバージョンがある」と余裕ある姿を見せた。ウンジョンは「海を越えたアメリカではヒョミンが、アジアでは私たちが良い姿をお見せしようとしている」と覚悟を伝えた。
ウンジョン:中国ツアーを行うことが大きなチャンスであり、いつも韓流ファンと会ってはいるが、授賞式で受賞したり、中国チャートで1位を獲得したり、有名な中国歌手と同じステージに立つ時は人気を実感する。ファンの皆様が愛情を注いでくれるたびに実感していているので感無量だ。
ソヨン:周りの同僚たちが中国で良い成果を出しているので、私たちが特別に人気を得ているのかは実感できない。先輩たちも良い成果をたくさん出している。
―アジアミュージックネットワークには新人級のグループがたくさん出演しているが、T-ARAのステージはその中で人気の理由を知る機会になりそうだ。
ウンジョン:一生懸命にやらないと。私たちの大きな力は音楽的な要素だと思う。ポップな要素を持っていないと思われているかもしれないが、海外ファンが聞いた時に好きになるようなメロディが私たちにはあるようだ。T-ARAの音楽が私たちにも大きな力になっている。
ソヨン:中国の韓流といえばK-POPもあるが、映画、ドラマ、バラエティも韓流に大きな役割を果たしている。そんな中でT-ARAは6人それぞれが役者として活躍したり、バラエティにレギュラー出演し、メンバー一人一人が中国の韓流ブームの最中にいるので、様々な分野を見せることができるという強みがある。
―現在、中国でどんな活動をしているのか?
ソヨン:ジヨンが出演した中韓合作映画「邂逅」が公開される予定だ。T-ARAの6人が出演するウェブドラマも撮影した。中国をメインにして、日本、韓国の3ヶ国で同時放送される予定だ。中国バラエティの撮影も控えている。TF BOYSという中国の人気グループがいて、TF BOYSのメンバーとT-ARAがコラボレーションバラエティ番組を撮影する予定だ。
ウンジョン:「星厨驾到」という人気料理番組のシーズン2に出演する。
ソヨン:現地の人気グループと一緒に出演することができて光栄だ。
―中国のバラエティ番組の出演は、どうやってコミュニケーションをとるのか?
ソヨン:バラエティ番組に出演するとたくさん話さなければならないが、中国語を流暢に話せなくて残念だ。中国のバラエティでは韓国の歌手や俳優たちを招待する時に配慮してくれるシステムがある。何の不便もなく撮影できる。現地では韓国語を話せる方も多く、韓流なので韓国語の勉強をたくさんしている。MCの中でも韓国のMCもいて、通訳が聞けるイヤフォンもあるので心配なく撮影できる。
ウンジョン:私たちも台本に出ている質問に対する返事は中国語で準備し、中国語の曲もある。誠意を表現するために常に努力している。常に勉強している。
―普段、K-POP歌手たちの人気要因の一つが言葉を通じた疎通もあった。T-ARAはどうやって疎通しているのか?
ソヨン:日本でツアーを開催した時は、日本語の勉強を時間を割いて勉強した。日本語は未熟な部分が多かったが、ツアーを開催した時は全て日本語でコミュニケーションをとった。だから、中国でも中国語でコミュニケーションをとらなければならないという拘りがあった。中国語は日本語のように上手くない代わりにたくさん準備する。ステージに上がる前に必ず言いたいことはできる限り中国語で準備する。もちろん、韓国語でコミュニケーションをとる時も多い。でも、中国だけではなく、世界のどこに行ってもその国の挨拶と簡単なことは勉強をする。
ウンジョン:SNSでコンサートを開催する前やリハーサルが終わった後に写真を掲載して、ファンに親近感を与えようと努めている。
ソヨン:イベントもたくさん準備しようとしている。
―韓国では「完全に狂った(So Crazy)」の活動を繰り広げた。
ウンジョン:韓国ファンたちが「完全に狂った(So Crazy)」を気に入ってくれた。「SUGAR FREE」に続く久しぶりの活動だったので、ファンたちと団結できた機会だった。皆で髪にひまわりを付けるイベントもした。各国のファンもたくさん来てくれた。ファンの気持ちが一つになる時間だった。
―ファンたちのためにたくさんのイベントを行った。
ソヨン:このアルバム自体がイベントだった。カムバックの時期も早めたし、これまでのアルバムの中で一番真心を込めてファンと疎通したくて作ったアルバムだ。海外活動が多いので、韓国のファンとの疎通が少ないと思い、特別に活動したアルバムだったのでできる限りたくさんのイベントを準備した。
ウンジョン:ファンたちがガールズグループのように綺麗なコンセプトでカムバックしたので喜んでいた。ハハ。
―今でも清純なコンセプトで活動できる。T-ARAはこれまで色んなコンセプトで活動してきた。
ソヨン:Red VelvetもLABOUMも皆上手い。私たちも時間が経って、一生懸命頑張ったけど、満足したり、「今日の私、上手くできた」と言えるほど満足したことはない。すべてが物足りなかった。
ウンジョン:でも、最後まで一生懸命頑張りたい。練習生の時から今までも、依然として真剣にステージに臨もうとしている。私たちは清純さよりは楽しいコンセプトが似合っているようだ。デビュー曲「嘘」で清純なコンセプトを見せたけど、マイナーコードなので清純と言うよりは悲しそうに見える。ハハ。
ソヨン:いつでも覚えてくれて、愛されることは楽しくて、一緒に楽しめるコンセプトだった。そんな曲を今でも覚えていてくれて気に入ってくれた。別の見方をすれば、差別化された部分なので良い点だと思う。今でも楽しんでいる。「完全に狂った(So Crazy)」を思う存分楽しんだ。
ジヨン:「完全に狂った(So Crazy)」のコンセプトが良かったのは、ステージの上で笑ったコンセプトは「Rolly Polly」が最後だった。3~4年前のことで、綺麗な衣装と綺麗なコンセプトで久しぶりにファンと疎通する時間も多かった。ファンたちのためにさらに熱心に活動したアルバムだった。
―今後の活動の目標は?
ボラム:これからも一生懸命頑張るが、たくさん食べて元気よく活動したい。健康が一番だ。健康であることが何よりも幸せだ。これからも元気でいたい。さらに一生懸命頑張るT-ARAになりたい。
記者 : パク・スジョン、写真 : MBKエンターテインメント、翻訳 : チェ・ユンジョン