PSY、建物引き渡し訴訟で勝訴…裁判所、賃借人に約3千万ウォンの支払いを命じる

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
歌手PSY(サイ)が自身所有の建物の賃借人との建物引き渡し請求訴訟で勝訴した。

ソウル西部地裁民事21単独(部長判事:シン・ヒョンソク)は13日、PSYと賃借人の建物引き渡し請求及び不当利得金訴訟と関連して「被告は原告に建物の5、6階を引き渡し、PSYとユ氏(PSYの妻)にそれぞれ3,315万ウォン(約351万2396円)、3,860万ウォン(約408万9349円)を支払うように」と判決を下した。また裁判所は被告の残りの請求を棄却するとも伝えた。

2012年2月、PSYは彼の妻とソウル龍山(ヨンサン)区漢南洞(ハンナムドン)梨泰院(イテウォン)のある建物を購入した。当初、以前の建物主は再建築を理由に当時カフェを運営していた賃借人と建物から出て行くことで合意していた。その後、PSYが再建築の計画をしていないことを知った賃借人は建物から出られないと主張し、葛藤が起こった。

その後、昨年8月にPSY側は裁判所の調停決定を根拠に建物から出て行くことを要請し、カフェの賃借人は明け渡し執行停止の申請を起こして、対立してきた。

そんな中、裁判所は建物主であるPSY夫婦の権利を認め、4月にカフェの撤去が予定されていた。しかしPSYとYG ENTERTAINMENT側は撤去執行を延期し、賃借人側と合意を目指すと約束した。

記者 : チョン・ウォン