「君を憶えてる」ソ・イングク、新しいスタート…どんでん返しの展開で放送終了

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「君を憶えてる」放送画面キャプチャー
様々な可能性が残された結末だった。イ・ヒョン(ソ・イングク)は最終的に敵イ・ジュニョン(チェ・ウォニョン)をつかまえることに失敗した。

韓国で11日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「君を憶えてる」最終回では家族と愛を手に入れたイ・ヒョンの新しいスタートが描かれた。

イ・ヒョンの幸せのために悩んでいたイ・ミン(パク・ボゴム)が決意した。自身とイ・ジュニョンの存在がイ・ヒョンの重荷になると判断し、自らイ・ジュニョンを殺そうとしたのだ。しかしイ・ジュニョンに攻撃されたイ・ミンは、遅れて着いたイ・ヒョンに抱かれながら息を引き取った。

ところがイ・ヒョンが襲撃を受けて気を失っていた間に、イ・ジュニョンはもちろんイ・ミンも消えていた。後に現れたイ・ジュニョンは「どうして僕に執着するのか?」というイ・ヒョンの質問に、きっかけとなった一言を明かした。20年前、イ・ヒョンはサイコパスのイ・ジュニョンを“違う人”と呼んだ。イ・ジュニョンは「誰かに言われたかった言葉。生まれて初めて理解してもらえた気分だった。まだ子どもだった君に」と打ち明けた。イ・ミンに対しては「僕にとっては分身のような子だ」と話した。

するとイ・ヒョンは「皮肉ですね。僕はその一言のせいで人生が振り回されたのに。僕がここであなたを殺さない理由は一つです。ミンをください」と頼んだ。この出会いの後、イ・ジュニョンは行方不明になった。

ところがここにはどんでん返しがあった。イ・ミンが生きていたのだ。それを確認し、イ・ヒョンは涙を流した。イ・ジュニョンはまた新しい身分というプレゼントも残した。これによってイ・ミンはチョン・ソノという名前で生きていくか、それともイ・ジュニョンのように新しい身分で生きていくかを選ぶ岐路に立たされた。

イ・ヒョンとチャ・ジアン(チャン・ナラ)の捜査も現在進行形だった。イ・ヒョンは「僕はあなたを少し気の毒に思います。でもあなたを理解も容赦もしません」と本音を伝えた。続いてチャ・ジアンとロマンチックなキスを交わすことで心を伝えた。そして、消えたイ・ジュニョンは「僕は今から消える。僕を追ってほしい。諦めないで僕を探してほしい」というメッセージで余韻を残した。

記者 : イ・ヘミ