B.A.Pと事務所、280日間の紛争が終結へ…活動中断から復帰発表まで

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写真=TVレポート DB
B.A.Pが再び所属事務所TSエンターテインメントに戻ってきた。活動中断を宣言してから280日ぶりのことだ。

昨年10月、B.A.Pの所属事務所TSエンターテインメント(以下TS) は公式ホームページに、メンバーの再充電のため公式活動を最小限に抑え、休養すると明かした。メンバーがデビューしてからきちんと休んだことがなく、今後さらに良い活動をするための最善の決定だという説明を付け加えた。

しかし1ヶ月後、B.A.PメンバーとTS間で訴訟が行われていることが知られた。11月22日、B.A.Pに専属契約無効確認及び精算金返還請求訴訟を申し立てられたTSは「当社の所属アーティストであるB.A.Pの様々な活動を支援し、共同の目標を達成するために邁進してきた。そしてB.A.Pは10月28日、公式チャンネルを介して明らかにしたように、相互配慮と信頼の中、アーティストの保護を最優先として、すべての公式日程を最小限に抑え、休息をとっていた」と報道資料を配布した。

TSはメンバーのスケジュールを調整し、活動中断の措置をとったが、B.A.PはTSを相手に“不公正契約条項”“奴隷契約”などの表現でこれまでの待遇に関する状況を訴えた。しかし、B.A.P側の法務法人の訴状発送が遅れ、TSの関連内容の確認がきちんと行われなかった。対立構図を形成したものの、遅々として進まない様子だった。

訴状は受け取られ、両側は法的攻防を準備した。しかし、弁論準備期日を延期した。その間、TSはB.A.Pとの対話を求め、円満な解決を試みたという。B.A.Pの活動を続けられる方法を求めたが、メンバーは新たな所属事務所を探していると報じられた。

今年5月、メンバーはCJ E&Mのレコード事業部と緊密なミーティングを行った。専属契約を議論していると報じられたが、CJ E&Mレコード事業部の代表自らが関連内容について否定した。

最終的にB.A.Pは、所属していたTSに戻ることとなった。TSは8月3日、「B.A.Pの明るい未来に向けて努力することを約束する」と伝え、B.A.Pが活動再開することを公式発表した。今後、カムバックのためにB.A.Pは準備に突入する。B.A.Pは280日間の紛争を終えた。

記者 : キム・イェナ