「コインロッカーの女」第45回ジッフォーニ映画祭で最優秀賞&特別賞を受賞

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写真=CGVアートハウス
映画「コインロッカーの女」(監督:ハン・ジュンヒ、配給:CGVアートハウス)がカンヌ国際映画祭進出に続いて国内外有数の映画祭での受賞ニュースを伝え、話題を集めている。

2015年4月、ハリウッド映画が独走する中で観客動員数147万人を記録した映画「コインロッカーの女」が、国内外の映画祭で相次いでトロフィーを獲得し、冷めない底力を誇った。

今月16日に開幕した「第19回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」では「富川Choice」長編部門の審査委員特別賞を受賞し、主演女優賞部門ではキム・ゴウンが特別に言及された。

さらにヨーロッパ最大の国際青少年映画祭として挙げられる「第45回ジッフォーニ映画祭(Giffoni Film Festival)」では、「Generator+18」部門で最優秀作品賞(Gryphon Award)と特別賞(British Film Institute Certificate)を受賞した。毎年韓国の優秀成長映画を紹介している「ジッフォーニ映画祭」の同部門では、2014年にイ・ジュンイク監督の「ソウォン 願い」が最優秀賞を受賞している。

「ジッフォーニ映画祭」側は「コインロッカーの女」の授賞理由について、「幼い頃に捨てられたメインキャラクターのイルヨンが成熟した大人に成長するまでの変化は実に印象深い。また優れた映画的技術を通じて、暗いストーリーを見事に表現しており、目が離せないシーンを生み出した。テンポの速い編集を通じて物語に完全に入り込めるようにしてくれた」と明かし、映画の強烈なストーリーと印象的なキャラクター、撮影技術にいたるまでのすべてに絶賛を惜しまなかったという。

このように「コインロッカーの女」は韓国はもとより、海外の観客や評論家たちの心も掴み、2015年上半期の話題作らしい歩みを見せている。

記者 : シン・ソウォン