イ・ビョンホン&チョン・ドヨン主演「メモリーズ 追憶の剣」映画をより楽しむための4つのキーワード

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写真=ロッテエンターテインメント
映画「メモリーズ 追憶の剣」(監督:パク・フンシク、制作:TPSカンパニー、配給:ロッテエンターテインメント)が、映画をより面白く楽しむことができる4つの核心キーワードを公開した。

武臣政権:刀がまさに権力だった時代、高麗末を盛り込む

映画「メモリーズ 追憶の剣」は刀がまさに権力だった高麗末、王を夢見た男の裏切り、そして18年後に彼を狙う二つの刀。それぞれ違うものを目指していた3人の剣客の避けられない宿命を描いたアクション大作で、武臣政権時代を背景としている。

高麗末、武臣政権の身分制は揺らぎ、王権は操り人形のようであり、刀を握っている者が世界を制覇している深刻な混沌の時代だった。そのため、権力者たちの収奪に疲れた百姓の民乱が絶えなかった。「メモリーズ 追憶の剣」は義よりも刀が先に立ち、民が苦痛にもがいていた高麗末の武臣政権を背景に、世の中を変えようと団結した3人の剣客と予想できなかった裏切り、その後18年が経った時点での物語で再び始まる。

風塵三侠:騒乱の先鋒長になった3人の刺客がいた

武臣政権の政権下、貴族の兵士らは民に対する悪行に明け暮れ、手当たり次第に食糧を略奪した。絶えることのないうめき声とさらにひどくなる飢えのために、プンチョン(ペ・スビン)、ユベク(イ・ビョンホン)、ウォルソ(チョン・ドヨン)の3人の刺客は騒乱の先鋒大将になって主導する。

彼らは同じ日、同じ時刻の死を誓い、風塵三侠という名の下、お互いの刀を突き合わせて世の中を正そうと大義を結ぶ。騒乱の先頭に立って兵士や官軍を撃退しながら、破竹の勢いで城を陥落させていく3人の剣客。彼らは、高麗の最高権力者であるイ・ウィミョンと向き合うことになる。

裏切り:18年前、刀を突き合わせて結んだ大義が崩れた

百姓の要求を受け入れ、イ・ウィミョンの前に立った“風塵三侠”。しかし、野望に目がくらんだユベクは、最後の瞬間に高麗最高権力者であるイ・ウィミョンと手を組み、心を一つにした百姓と仲間を裏切る。ユベクの裏切りで民乱は失敗に終わり、それによってプンチョンは死に、ウォルソは失明するに至る。以降、ユベクは賤出の身分でありながら優れた剣術と優れた知略で、王まで震え上がらせる強力な権力家となり、ウォルソは彼に向かった憎悪と復讐心で一生を生きていく。

復讐:親の仇を討たなければならない人物の登場

18年後、ユベクは自身が開催した武術大会でウォルソと同じ剣術を使う人物を発見し、何かに追われるように後を追跡する。一方、ユベクの裏切りの後、両目の視力を失って社会と切り離されたまま生きていたウォルソは、ホンイ(キム・ゴウン)がユベクの武術大会に出場して彼と出くわしたという事実を知り、18年間隠してきた真実を打ち明ける。まさに彼と自身がホンイの親を殺した仇であるということだ。二十歳になると親の仇を討つという一心で育ってきたホンは大きな混乱に陥り、剣一つを握ったまま消える。

18年後に再び出くわした3人の剣客の避けられない運命を描いた「メモリーズ 追憶の剣」は、韓国で8月に公開される予定だ。

記者 : シン・ソウォン