「あなたを注文します」東方神起 ユンホの特別なプレゼント…視聴者を虜にすることができるか(総合)

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東方神起のユンホが7月の入隊を控え、ファンに特別なプレゼントを用意した。手作り弁当専門アトリエ「FL-ada」を背景に繰り広げられる、イケメンシェフのグクデと恋愛初心者ソンアの味わい深いロマンスを描く「あなたを注文します」。ときめくタイトルに相応しく、ファンを超えて一般視聴者まで虜にすることができるだろうか。

29日、ソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)SBS社屋ではSBS Plusのウェブドラマ「あなたを注文します」(脚本:イ・ムンフィ、オ・ボヒョン、演出:アン・ギルホ)の制作発表会が開催された。ユンホ、キム・ガウン、チャン・スンジョ、ク・ジェイ、チョ・ユヌ、ペク・ジョンウォンとアン・ギルホ監督が出席した。

今回の作品でユンホは手作り弁当専門アトリエ「FL-ada」のオーナーシェフのヨ・グクデ役に扮する。イケメンでセクシーなその姿は少女漫画から飛び出してきたように非現実的だが、その外見とは違ってシックで冷たい原則主義者であり、料理漫画の中の料理を実際に作ってみたいという気持ちでシェフとなった人物だ。

普段料理には関心がなかったというユンホは今回のドラマのために包丁の握り方から学んだ。ユンホは「今回の作品を準備しながら、千切りだけは上手くできるようになった。リアルに演じないといけないので、シェフの方々にすごく助けてもらった」と語った。

最近多くのシェフが放送に出演し、視聴者の関心を集めている。今回の作品のために、生まれて初めて料理番組に興味を持ったというユンホは「多くのシェフの中で誰か一人を決めてその真似をするよりは、みなさんの長所を集めてキャラクター化しようとした」とし「今回のドラマをしながら『料理はただで作られるものではなく、愛の心と努力が一杯こもっている』ということを知った。最近では料理番組も多く見ている」と伝えた。

7月21日の入隊を控えているユンホは「あなたを注文します」の放送終了まで見届けることはできず入隊することになる。ユンホは「入隊日が決まっているので、今回の作品を始める前から悩みが多かった」としながらも「ドラマの撮影のために徹夜も多かったし、忙しく撮影が続いた。けど、ドラマの撮影中に一度も顔をしかめるようなことはなかった。これまで一生懸命生きてきた甲斐がある感じもした」と付け加えた。

ユンホは「この作品の放送が終わるのを見届けることができず、途中で入隊することになるが、とても残念だ」とし「監督に別途で映像を送ってもらうことにした。それを見ればドラマの結末がどう描かれたかきちんと確認できるだろう」と伝え、笑顔を見せた。

同日、アン・ギルホ監督は作品で最も記憶に残るシーンとしてユンホの嗚咽のシーンを挙げた。アン監督は「ドラマの後半になるにつれ、感情もピークに達する。その中にユンホの嗚咽シーンがあるが、自身の感情がピークに達するまで自ら満足せず、最高の感情を引き出すために努力していた」と語った。

アン監督は「そのシーンがユンホにとって、役者への道をさらに一歩進められた部分だと思う。6時間以上、そのシーンだけを撮った。感情はこれまでユンホが披露してきたシーンの中で一番良かったと思う」と付け加えた。

入隊前最後の作品で視聴者と出会うユンホ。ユンホの演技がファンを超え、一般視聴者をも虜にすることができるか、関心が集まっている。

同名のウェブ小説を原作としている「あなたを注文します」は7月5日、ポータルサイトで先行公開され、7月6日午後4時40分にSBS Plusで放送される。

記者 : チョ・ヘリョン、写真 : チョ・ソンジン