「クライムシーン2」ユン・ヒョンジュンプロデューサー“シーズン3に出演して欲しい芸能人は…”

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写真=TVレポート DB
拍手を受けながら終わるバラエティ番組はないと?そんなことはない。「クライムシーン」は放送終了を残念がる声が多いのはもちろん、新しいシーズンへの期待も高い。その中心には挑戦的でありながら常に新しいものを求めるユン・ヒョンジュンプロデューサーがいる。

「クライムシーン」はJTBCの代表的なシーズン制番組であり、出演者たちが再構成された、実際に発生していた犯罪事件の人物となって犯人を明かすRPG推理バラエティ番組だ。

―「クライムシーン」はどのように誕生したか。

ユン・ヒョンジュン:(韓国の)バラエティ番組を調べてみても、推理に関するものはなかった。なぜないんだろうと悩んでいたところ、メイン脚本家と「6人が容疑者であると同時に、探偵になったら面白いだろう」と思った。この点をポイントにして作ることになった。毎回エピソードを作る度に精神的、肉体的に力不足であることを感じる。しかし、手がかりを適当に作ってしまったら視聴者たちを失望させることになる。

―正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)での演技を勧めたいメンバーは?

ユン・ヒョンジュン:パク・チユンさん、チャン・ジン監督が本当に面白い。しかし「クライムシーン」に最適化した演技なので勧めるのは難しい。ドラマやコントではなく、実際の本人と仮想の人物を行き来しながら披露する演技が面白い。チャン・ドンミンさんはチャン・ハンへ役を演じながら演技の楽しさが分かってきたようだ。それまでは演技の息が合わず、苦労もあった。時間が経つにつれ、みんな演技に集中してその状況に合わせた演技を楽しんだ。

―遺体役として出演したユン・ソンホさんは、本当にそれで全てなのか。

ユン・ヒョンジュン:そうだ。(狙ったのは)インパクトだった。あの方を下手な役で出演させるよりはずっと面白いだろうと思った。それが的中し、話題を呼んだと思う。ユン・ソンホさんも遺体役に興味を見せて、快く時間を割いてくれた。

―シーズン3があるなら、出演してほしい芸能人はいるか。

ユン・ヒョンジュン:キム・ジフンさんを最優先として考えたい。「想像プラス」で縁があって、注目していた。シーズン2のレギュラー出演を提案したが、スケジュールもあり残念ながらゲストとしての出演にとどまった。俳優であるからか、既存メンバーと息を合わせるのが上手だ。キム・イルクンとして活躍してから、また呼んだけど気を引き締めて出演してくれた。実際の趣味を疑うほどオタクのキャラクターを見事に演じきった。

―シーズン2はどう評価しているか。満足しているか。

ユン・ヒョンジュン:集中度の面では成功したけど、たくさん見てくれる面ではまだまだだと思う。視聴率とか関係なく、若年層では確かに話題となっているが、いわゆる評価の尺度となる視聴率では望んでいた分は出ていない。今の視聴率では成功したとは思わない。

シーズン1と同じものを作りたくはなかった。もちろんシーズン1のほうが良かったと評価する方もいるだろう。にもかかわらず、探偵を導入したのは集中度を高めるためだ。落ち着きがなかったコーナーを整理し、ロールプレイングで補完した。今の方式が完全だとは言えない。シーズン3をやることになったら改善する。

記者 : ファン・ジヨン