ボーイズグループEXOのベクヒョンが16日午後、大田(テジョン)ハンファ生命イーグルスパークにて開催された「2015タイヤバンクKBOリーグ」のハンファ・イーグルス対SKワイバーンズの試合前の始球式に参加した。

同日野球場には多くの野球ファンが訪れた。そして始球式を見るために芸能人のファンも野球場を訪れた。確かに芸能人の始球式を見るためにスタジアムを訪れ、野球に関心を持って試合を見ることは良いことである。しかし、一部の熱狂的なファンの行動に野球ファンは眉をひそめた。

ベクヒョンを近くで見るために偽造まで…これは犯罪です

野球場にはお金を出してチケットを買って入場しなければならない。チケットを偽造するのは犯罪だ。チケットだけでなく、野球場のグラウンドに入るために通行証を偽造したファンが取材陣によって捕まった。こうしたことはコンサートでもよく起こることだ。報道機関の記者の名刺を偽造して取材陣になりすますことが、今では野球場でも見られるようになった。もう一度言っておくが、これは「すみませんでした」という言葉では済まされない犯罪なのだ。

野球が始まったのに、みんなどこに行くの？

ベクヒョンの始球式が終わって、野球の試合がスタートした瞬間、突然多くのファンが競技が終わったかようにスタジアムを出ていった。始球式が終わったベクヒョンを見るために席から立ち上がるファンたちのせいで、試合を見に来た野球ファンは騒然とした状況だった。

ベクヒョンの野球愛…“ファンとして野球観戦”

始球式を終えたベクヒョンはスカイラウンジで野球を観戦した。

野球を見ないでどこを見るの？

一部の座席の野球ファンはベクヒョンを見るために集まったファンのせいで試合に集中しづらい状況になった。

ツーランを打ったキム・テギュン選手が再び打席に！背を向けずに野球を見よう！

同日、1回裏でツーランホームランを放ったハンファのキム・テギュン(金泰均)選手が再び打席に入った。しかし、アイドルの写真を撮るためにファンは野球場に背を向けている。

野球場は野球ファンが最優先でならなければならない。最も望ましいのは始球式をする芸能人を見るために野球場に偶然やってきて、野球の応援を経験して野球ファンになることだ。自分が野球ファンではなくても野球場での最低限のマナーは必ず守ってほしいという願いだ。なぜ人々が野球場という場所にお金と時間を出して訪れるのか考えてほしい。芸能人を通じて自分の幸せを満たす瞬間、その場所には野球を通じて幸せを感じようとという人も一緒にいるということを。