東方神起ソウル公演、MERS感染拡大によりSMが徹底対策…グッズ販売ブース中止から消毒薬噴霧まで

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写真=TVレポート DB
東方神起の所属事務所であるSMエンターテインメントが、韓国で猛威をふるうMERS(マーズ、中東呼吸器症候群)コロナウイルスに対する不安を解消するために対策を講じた。今週末に開催される東方神起の韓国コンサートを前に、現場を訪れるファンの懸念を減らし、安全のために努めることを強調した。

SMエンターテインメントはチケット予約サイトに「TVXQ! SPECIAL LIVE TOUR T1ST0RY-&…! -公演当日の入場および運営のお知らせ-」というタイトルのお知らせを載せた。「最近、MERSに関する国民的な懸念が広がっている状況で、公演チケットを予約された観客の皆さんもご心配が多いかと思います」と伝え、安全で衛生的な環境の中で公演を観覧することができるように準備したと知らせた。

まず、発熱および咳など、健康状態が優れない観客には公演観覧を控えることを勧めた。十分な休養を取ることをお願いし、予約キャンセルの際に発生する手数料を免除すると伝えた。予約キャンセルは公演当日まで可能であり、チケットの配送が完了している場合、今月26日まで払い戻しが可能だという。

また、コンサート会場となるオリンピック公園体操競技場への主な動線(ハンオル橋入り口)で人体に100%無害な消毒薬を大型フォグ防疫機で噴霧し、訪れた観客を対象に1次防疫を実施する予定だ。人体に100%無害な薬品や専門装備を使用する専門防疫業者に連絡を取り、相談するという計画である。殺菌消毒は公演が行われる13日と14日の午前にステージ、客席および控え室などで行われる。

また、会場外および入場ゲートにアラーム機能が搭載された熱探知カメラを設置し、異常温度を検出した際には発熱の確認および会場のあらゆる場所に配置した医療陣から正確な診断を受けられるよう措置を取る。その際、異常発熱があった観客は公演の観覧が制限される。

会場のあちこちに消毒機能が強化された手の洗浄剤を配置し、観客が常時に使用できる環境を作る。さらに会場内外に医務室を設置し、現場で急に体に異常を感じた場合、医務室を訪問するよう求めた。

また、公演当日はグッズ販売ブースを含めたすべての外部ブースを運営しないという。これまでのコンサートとは異なり、オフィシャルのグッズ販売はインターネットを通じて行われ、当日券の販売も行わない。観客たちの個別集会および物品配布など、団体行動も控えるようお願いした。そして会場ではマスクの着用を勧めた。

SMエンターテインメントは「上記の内容の他にも事前措置が可能な部分を公演前まで持続的にチェックする。観客の皆さんの健康的で衛生的な公演観覧のために万全を期する」と知らせた。

東方神起の単独コンサート「TVXQ! SPECIAL LIVE TOUR T1ST0RY-&…!-」は今月13日、14日、ソウルオリンピック公園内の体操競技場で開催される。

記者 : キム・イェナ