ファヨビ側、前所属事務所の代表を相手に抗告状を提出「脱税疑惑で本質を曖昧にした」

OSEN |

歌手ファヨビに私文書偽造の疑いなどで告訴された前所属事務所の代表が嫌疑なしの処分を下された中、ファヨビ側が「抗告状を提出した」と明らかにした。

ファヨビの法定代理人である法務法人梅軒(メホン)は3日午後、報道資料を通じて「前所属事務所の主張とは異なり、嫌疑なしの判断は不当であり、抗告状を提出した」と正式に発表した。

続いて「前所属事務所はファヨビが脱税したという嘘でこの事件の本質を曖昧にしているが、これは事実ではない。前事務所の休業などの事情で関連資料が揃わず、税額を確定することができなかったために発生した事故に過ぎない」と強調した。

ファヨビ側の関係者は同日午後、OSENに「脱税に関することは決して事実ではない。資金上の問題で滞納した税金はあるが、絶対にわざと払わなかったわけではない」と話した。

また、前事務所との契約当時、契約金を妹名義の銀行口座に振り込ませたことについては「入金だけ妹名義の通帳を利用したもので、所得申告などの問題は全くなかった。脱税が事実であれば、すでに国税庁で調査されているはずだ。財産の差し押さえは、税金の滞納によって通帳が押収されたものだ」と説明した。

ファヨビは昨年8月、前所属事務所が10億ウォン(約1億円)相当の投資契約をする過程で本人も知らないうちに連帯保証人にされ、それによる投資金の返済に責任を負わせたとして前所属事務所の代表を告訴した。

前事務所の代表は4月21日に裁判所から私文書偽造や行事、業務上横領の疑いについて全て嫌疑なしの処分を下されている状況。彼は失墜した名誉を回復するためファヨビを誣告罪(虚偽告訴罪)及び出版物による名誉毀損の疑いで告訴し、3日ソウル東部地方検察庁に告訴状を提出した。

記者 : ソン・ミギョン