韓国スターが中国のWeiboをする理由とは?

OSEN |

Weibo(中国版Twitter)のフォロワー数を増やすことがスターの課題になっている。

中国市場が避けて通れない重要な攻略スポットになっている中、中国のファンたちとの持続的なコミュニケーションと中国での“市場性”を証明する道具となったWeiboは、必ず管理しなければならないアイテムとして脚光を浴びている。

ほとんどの若手俳優とアイドルスターがWeiboのアカウントを管理しており、TwitterはしなくてもWeiboはする例もある。

この数字は、中華圏及びハリウッド進出を目指す芸能人にとって大変重要な数値だ。ある芸能関係者は「中国は都市ごとに雰囲気が非常に違うし、人気を計る基準も違うので、正確に客観化された成績がほとんどない」とし「この中でWeiboのフォロワー数が、ほぼ唯一人気を計る尺度の役割をしている」と話した。

続けて「それで新人の場合は各契約に先立ち、Weiboのフォロワー数はどれほどかという質問をたくさん受ける。フォロワー数の確保は必須である」と話した。

ハリウッドも同じだ。アジア圏での人気を正確に計りにくい状況で、SNSのフォロワー数をその芸能人が引き出せる潜在的な観客数と見なすという。ある芸能関係者は「キャスティング及び事業においてフォロワー数がとても重要になり、Twitterのみならず、Weiboまで気を遣わなければならない状況だ」と話した。

それで、ほとんどの芸能人がTwitterとWeibo、Instagram(写真共有SNS)を利用している。ある大手プロダクションの関係者は「掲示される文章は似たものでも、できるだけ窓口をたくさん設けておくべきだ」と説明した。

最高のロールモデルは断然イ・ミンホだ。現在、Weiboのフォロワー数が2700万人余りに達する絶対的な強者である。単純なフォロワー数がこれほどで、掲示文がリツイートされたり、他のルートに広がる数まで考えれば拡散の数は驚異的である。

所属事務所の分析によると、イ・ミンホが中華圏で人気を高めた「シティーハンターin Seoul」と「相続者たち」の影響ももちろん大きかったが、着実にイ・ミンホと関連したニュースをリアルタイムで共有し、ライフスタイルも覗き見られるよう様々なアイテムを披露してきた結果だという。もちろん昨年、中国最高の人気番組「春節晩会」(日本の「紅白歌合戦」のような番組)に出演し、7億人の視聴者と会ったのもフォロワー数が急上昇することに大きく貢献した。

イ・ミンホのある関係者は「『花より男子~Boys over Flowers~』を通じて中華圏で人気を集めてから中国を訪れ、持続的にコミュニケーションする方法はないかと悩んできて、WeiboやSNSを比較的早く始めた」とし「投稿数は多くはないが、着実に良質の情報と写真を共有してきたことが功を奏したと思う」と話した。

記者 : イ・ヘリン