イ・ジュンギ&東方神起 チャンミンら「夜を歩く士」初の台本読み合わせに参加

OSEN |

写真=MBC
MBCの新しい水木ドラマ「夜を歩く士」(脚本:チャン・ヒョンジュ、演出:イ・ソンジュン)が、主要俳優が勢揃いした中初の台本読み合わせを行った写真を公開した。

18日、「夜を歩く士」側が公開した写真で俳優たちはそれぞれ台本に集中し、緊張と期待が伺える表情をしている。

「夜を歩く士」は、男装をしてチェククェ(朝鮮時代の本商人)として働くチョ・ヤンソン(イ・ユビ)が、ウムソクゴルに暮らす神秘的な士のキム・ソンヨル(イ・ジュンギ)に出会い、彼が吸血鬼だということに気付きながら起こることを描くファンタジーロマンス時代劇である。爽やかで若々しいラブストーリーと共に、これに絡み合う吸血鬼の物語が加わり、夏に相応しいドラマとして大きく期待されている。

「コーヒープリンス1号店」で青春たちの若々しい恋物語をトレンディな感性で描いたチャン・ヒョンジュ脚本家と、「太陽を抱く月」「奇皇后」など複数の時代劇で優れた演出力をアピールしたイ・ソンジュンプロデューサーが演出を手がけ、注目を浴びている。

台本読み合わせを始める前、制作陣と俳優たちはお互いに挨拶を交わし、今後共演するドラマへの期待を示した。

イ・ソンジュンプロデューサーは「『夜を歩く士』は、基本的にはロマンスドラマになるだろう。良い俳優たちに恵まれて幸いだし、脚本家のおかげで台本作業も順調なので、準備は良く出来ている。良い脚本を書いてくださった脚本家に感謝する。7月からは梅雨にも入り、夜の撮影では蚊も多く大変だろうが、楽しく撮影したい。多くのご声援をお願いしたい」と作品に取り組む覚悟を示した。事前準備が手堅く行われているだけに、制作陣と俳優たちは安定的に読み合わせに取り組み、着実に作品を準備する姿を見せた。

続いて行われた台本読み合わせで、俳優たちは台詞を読み合わせる相手の俳優と目を合わせながら呼吸する姿で、ドラマでの素晴らしいケミストリー(相手俳優との相性)を予感させた。イ・ジュンギは台詞から落ち着いた端正な姿のソンヨルを表現しぬき、イ・ユビは明るく元気な姿のチェククェ“ヤンソン”らしい姿で現場の雰囲気を一層明るくした。

全ての者の上に君臨する鬼役のイ・スヒョクは、時に実際の演技のように大きな声で怒りに満ちたキャラクターの姿を表し、いたずらな姿の残る王世子の長子イ・ユン役の東方神起 チャンミンも着実に自分の役を全うした。冷静で気位高いヘリョン役のキム・ソウンもやはり、華やかな従来のイメージとは打って変わった魅力を発散し、イメージチェンジを期待させた。

台本読み合わせと共に本格的な制作に取り掛かった「夜を歩く士」は、「幸せのレシピ」の後番組として韓国で7月に放送される。

記者 : チョン・ユジン