韓国の春・夏フェスが熱い!タイプ別のおすすめを一挙紹介
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最近は世代を超えて楽しめる音楽フェスが1年中、たくさん行われる。今月2日と3日に開催され、今年の音楽フェスのスタートを知らせた「beautiful mint life 2015」は、昨年のキャンセル事件を乗り越え、より強くなった姿で戻ってきた。春を知らせるフェスティバルという名声にふさわしく、「beautiful mint life 2015」の後にも様々なフェスティバルが開催される。「beautiful mint life 2015」は終わったが、春が終わったら夏が来るように、終わりはまた新たな始まりを呼ぶ。今後たくさん開催されるフェスティバルの中で、今年初めてフェスティバルに参加したいと思っている初心者のために、好みによる春・夏(5月~8月)に開催される音楽フェスを紹介する。
レジャーシートを敷いてアコースティックギターを取り出してみよう…“ピクニックタイプのフェスティバル”「beautiful mint life 2015」の余韻がまだ残っている人は、「GREEN PLUGGED SEOUL 2015」「Seoul Jazz Festival 2015」「RAINBOW ISLAND 2015」「MUSE IN CITY 2015」に注目しよう。穏やかなアコースティックギターの旋律と共に、レジャーシートの上に照り付ける日差しはまるで自分だけのもののような気がしてくる。
ここではレジャーシートを敷いてお弁当箱を取り出す“プロ”の観客にたくさん会うことができる。それだけ、多くのフェスティバルの中でもマニア層が最も厚いタイプである。“ピクニックタイプのフェスティバル”に一度魅了されたら、抜け出せない魅力がある。ラインナップに選ばれたアーティストもアコースティックバンドが主流を成し、彼らは淡白な音楽とは違う親近感のある話し方でまるで隣の家のお姉さん、お兄さんのような感じを与えてくれる。
約100チームのアーティストが出演する「GREEN PLUGGED SEOUL 2015」は今月23日と24日の2日間、蘭芝(ナンジ)漢江(ハンガン)公園で開催される。また「Seoul Jazz Festival 2015」は今月23日から25日の3日間、オリンピック公園で開催される。さらに、来月6日は女性アーティストだけが出演する女性のための「MUSE IN CITY 2015」が開催され、来月20日と21日にはキャンプまで楽しめる「RAINBOW ISLAND 2015」が南怡島(ナミソム)で開催される。
洗練された電子音楽に狂って踊りたい人は“EDM FESTIVAL”
“ピクニックタイプのフェスティバル”が女性の観客がメインだったとしたら、“Electronic Dance Music”(以下EDM)ジャンルのフェスティバルには男性が熱い情熱を燃やす。電子音楽と華やかなLEDに満ちた“EDMフェスティバル”を楽しみたいという人には「2015 WORLD DJ FESTIVAL」「ULTRA KOREA 2015」「2015 Heineken Presents 5TARDIUM」がある。
ここでは、テンポの速い電子音楽と照明の間でいつの間にか汗を流しながらダンスを踊っている自分を発見する新しい経験ができる。一人でフェスに行くことを躊躇している人には、“EDMフェスティバル”を強くお勧めする。暗い室内で開催されることが最も大きな特徴である“EDMフェスティバル”では、会場に入った瞬間、一緒に来た友達を見ることは難しい。むしろ初対面の隣の人と我慢できない楽しさを分かち合うようになるかもしれない。
「2015 WORLD DJ FESTIVAL」は今月15日から17日まで春川(チュンチョン)松岩(ソンナム)レジャースポーツタウンで、キャンプ込みで開催された。続いて、デヴィッド・ゲッタ(David Guetta)、ハードウェル(Hardwell)がラインナップに追加されて注目を集める「ULTRA KOREA 2015」は来月12日と13日の2日間、ソウル蚕室(チャムシル)オリンピック・メインスタジアムで行われる。最高の音響と華やかなサーカスに満ちた「2015 Heineken Presents 5TARDIUM」は、7月4日のたった一日だけ蚕室(チャムシル)オリンピック・メインスタジアムで開催される。
自由な魂を感じたい人はロックスピリットが溢れる“ヘッドバンギング・フェスティバル”
フェスティバルの元祖は“ロックフェス”である。フェスティバルの起源、根元を感じたい人には「SOUNDHOLIC FESTIVAL 2015」「2015 ANSAN VALLEY ROCK FESTIVAL」「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL 2015」がある。主に夏に開催されるロック・フェスは、雨が降って濡れた土の上でレインブーツを履いてヘッドバンギングする楽しさがある。雨が降っても、日差しが暑くても、天気と関係なく若さを存分に楽しむことができる。
ロック・フェスのメリットは、様々なジャンルのアーティストに会えるということだ。基本的には“ロック・スピリット”を追求するアーティストで構成されるが、10CM、CLAZZIQUAI PROJECT、GlenCheckなどジャンルにはっきりと線を引かない。誰もが一緒に楽しめるフェスティバルであるわけだ。会場を歩いていると、片手にビールを持って楽しく踊っている観客に頻繁に会える。
「SOUNDHOLIC FESTIVAL 2015」は今月30日と31日の2日間、蚕室(チャムシル)総合運動場内の補助競技場で開催され、OASISのメンバーノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)が出演して話題を集めている「2015 ANSAN VALLEY ROCK FESTIVAL」は7月24日から26日までの3日間、大阜島(テブド)のパダヒャンギ(海の香り)テーマパーク内のフェスティバル・パークで開催される。続いて、ソ・テジや10CMが出演して注目を集めている「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL 2015」は、8月7日から9日まで仁川松島(ソンド)国際都市・月光祭り公園(Penta Park)で行われる。
記者 : ハン・ヘリ