“60kg減量に成功”キム・スヨン「僕がINFINITE ホヤ似?ファンには申し訳ないが光栄です」

OSEN |

写真=「ラストヘルスボーイ」
168cm-168kg。KBS 2TVのお笑い番組「ギャグコンサート」で肥満のラスボスとして呼ばれていたキム・スヨンが、誰も想像できなかったことを成し遂げている。毎週目に見えるほど体重を減量させた彼は、13週間の間62kgを減量し、もはや2桁の体重を目の前にしている。キム・スヨンの魔法のような変化は、公式“ヘルスボーイ”イ・スンユンの手先で実現され、見る人を感心させる。

2007年「ヘルスボーイ」のコーナーを通じて自身の体のサイズを変えることでイメージチェンジを果たしたイ・スンユンは、その後「ヘルスガール」コーナーのクォン・ミジン、イ・ヒギョンに続き、もう1回のプロジェクトで自身の「ヘルスボーイ」のブランドに相応しい結果を出している。「後輩たちの人生を変える」と語ったように、イ・スンユンは心を決めたら必ず成し遂げる、失敗のないダイエット挑戦記で視線を引きつける。あまりにも見事に成功し続けるため、“トリック”ではないのかと疑うほどだ。イ・スンユンはこのような気持ちの良い疑いに首を横に振った。

「運動は本当に短くする。スヨンは午前仕事に行く前に40分ほど早く歩いたり走ったりする。有酸素運動中心だ。夜は6時以降に1時間半ほど運動をする。筋トレ30分に有酸素運動1時間だ。運動と献立管理以外の特別な方法はない。献立に従って4回食べて運動する。僕たちは守らなければならないことだけを守る。脂肪吸引をしているのではないかとも言われるが、とんでもない。運動と献立管理、休息だけを守った。12週目に健康診断を受けたが、結果が良く本当に嬉しかった」

「放送を見るたびに驚く。僕があれだけ減らしたって?信じられない時もある。舞台に上がるたびに『やった』との気分だ。『見てください。僕、成功しました』のような気分。舞台に上がる時に一週間の間つらかったことが報われる気がする。拍手を受け、笑いを与える時が一番幸せだ」(キム・スヨン)

「スヨンがその気分を味わったため、それがダイエットの原動力になるのだと思う。一週間の間つらかったことが、収録の後解消されるからだ。しかし、その時が一番大変な瞬間だ。安堵感とともに何かを食べてしまう。スヨンは29年間の習慣があるので、我慢する必要がある」(イ・スンユン)

体重が落ちた分だけ自信がついたキム・スヨンも、自身のダイエットのノウハウを共有することに熱心だった。変わった顔を見ながら自ら驚く姿も見る人を微笑ませる。

「ダイエットする時間がないという人もいる。僕もそのような言い訳をたくさんしていた人だ。しかし、少しだけ早起きすればできる。献立を守ることが大変だったが、今はもう慣れた。今は食べ物に興味がなくなった。1ヶ月ほど経った時は辛いトッポギが食べたかったが、今は食べたいものもあまり思い浮かばない」(キム・スヨン)

「人々が僕が変わっていく姿を見ながら、目鼻立ちがはっきりして格好よくなったと褒めてくださる。僕がカッコイイとは思わないが、INFINITEのホヤと僕をキャプチャーした写真を見た時は似ているような気がした。MBLAQのイ・ジュンにも似ていると言われた。ファンの方々には申し訳ないが、とても光栄だ。ハハ。ユ・ミンサンも満足気に僕を見つめる」(キム・スヨン)

しかし、ダイエットに危機は常にあるもの。イ・スンユンは「毎瞬間が危機だ。僕も経験したので分かる。今も食べ物はなかなか調節が難しい。夜の11時にスヨンに電話をして出なかったら不安だ。しかし、周りから注目されているため、スヨンも乗り越えなければならないと思うようになり、かなり我慢できるようになった。最初にスヨンにプチトマトを食べなさいと言ったら、1パックを完食した。鶏のささみも1パック以上食べてはいけないのに、何パックも食べてしまった。そこで我慢させた」と語り笑いを誘った。

キム・スヨンも「3週間前に収録が終わってからラーメンを食べた。朝顔がむくむのですぐ分かる。スンユン先輩に太っているみたいと言われ、正直に告白した。1個しか食べなかったのかと聞かれた。1個しか食べてないと答えた」とし「苦労している様子を見せまいと努力するが、顔の表情を隠せない。しかし、スンユン先輩が上手く励ましてくれる。力になってくださる」と述べた。

4年をサイクルに「ギャグコンサート」の舞台の上で驚きを与えるイ・スンユンの「ヘルスボーイ」、キム・スヨンとイ・チャンホの「ラストヘルスボーイ」は如何にして始まったのだろうか。

「スヨンから先にしようと言われた。死にそうだと言っていた。それを聞いて見過ごすわけにはいかなかった。人ひとりを救う気持ちだった。チャンホも隣にいて太りたいと言ったので2人一緒にすることになった。僕が誤ると2人の健康を損ねる可能性があるので負担となった。僕のダイエットの時より調査もたくさんして本もたくさん読んだ。我々の目標はシックスパックのモムチャン(鍛えあげられたボディ)ではない。健康な体を作ることだ」(イ・スンユン)

「最初に『ラストヘルスボーイ』をすると言った時は、みんなに失敗すると言われた。スヨンの意志があまりにも弱かった。しかし、僕は違う。僕は、自身を信じた。ハハ。ダイエットにはノウハウが必要だ。何がハードルになるかを予想してアプローチした。自信があった」(イ・スンユン)

特に、イ・スンユンは健康な体が何よりも重要とのことを再度強調した。

「具合が悪ければ、1週間は体重を落とさなくても良いので休むようにと言う。スヨンは5分間歩くことも難しかったが、今はよく走る。身体的に向上した姿を見ながら運動の効果がものすごいと感じた。スヨンの健康を取り戻し、人々には運動の必要性を楽しく伝えたかった。スヨンを見て刺激され運動する人を見ると嬉しい。この前は、運動している方から『このようなコーナーをしてくれてありがとう』と言われた。運動ブームを巻き起こしたようで嬉しい」(イ・スンユン)

キム・スヨンの現在の体重は106kgだ。2桁になることが目標の「ラストヘルスボーイ」コーナーの最後が近づいている。

「スヨンの目標体重は2桁だ。もう少しだ。期間を決めておくと焦り、無理してダイエットしそうだったので、終わる時期を決めなかった。『ヘルスボーイ』はもう最後だ。キム・スヨンが僕の最後の作品だ。本物の肥満のラスボスを手がけたので、もう1度したところであまり意味がない。これからは僕の弟子たちがすればいい」(イ・スンユン)

「贅肉に悩まされている方々に僕が力になればと思う。イ・スンユン、イ・ジョンフン先輩、制作スタッフに心から感謝する。嬉しい。大変だが気持ちが良い。僕により両親も喜ぶようだ。母が本当に喜ぶ。SNSから連絡をたくさん受ける。どうダイエットすれば良いのかと。そうすると諦めるなと答える。コーナーが終わっても引き続きダイエットをすると思う。今の気持ちでは80kg台まで落としたい。疲れてはいるが、もう少しできそうだ」(キム・スヨン)

「カップルギャグをしたい。男女のカップルをしたことがない。ギャグをしても笑ってもらえなかったら後ろめたく感じるときがある。お笑い芸人なのでダイエットしながら笑いを与えなければならない。もっと努力してカップルギャグを是非してみたい」(キム・スヨン)

記者 : クォン・ジヨン