「皆さんの前に再び立ちます」

グループ脱退が議論されているEXOのタオがファンの前で涙を流した。

タオは2日午後、中国・北京で映画「何以笙簫黙」チームが開催した誕生日パーティーに姿を現した。EXO脱退説が浮上してから初めての公式イベントだ。

タオは誕生日パーティーでファンが準備した映像や自身が出演した映画「何以笙簫黙」 を一緒に鑑賞しながら自身の誕生日を祝った。タオがファンからのメッセージが書かれた腕枕人形をプレゼントされ、大笑いする場面もあった。

そして、ファンに対する感謝の気持ちと覚悟も伝えた。

2日、Sohu芸能によると、タオはこの日ファンが用意した映像を見た後、感動の涙を流した。続いて「世界各地のすべてのファンと現場にいるファンの方々に感謝します。皆さん、ありがとうございます。本当に愛しています」と気持ちを伝えたという。

タオはファンに復帰の意志も表した。彼は「皆さんに必ず応えるので、僕に少しだけ時間をください。戻ってきて、再び皆さんの前に立ちます」とファンに約束した。

しかし、この現場でEXO脱退に対するタオの確実な立場表明はなかったと伝えられている。タオが脱退するかどうかに関するファンの心配や歯がゆさはさらに増している。

タオの父親は4月、Weibo(中国版Twitter)でタオの怪我の悪化、所属事務所の不平等な処遇などを理由に契約の解約を求めた。

所属事務所であるSMエンターテインメントは「タオの父親との話し合いなどを通じて、発展的な方向を模索する」という立場を貫いている。