「匂いを見る少女」大規模なスタジオを公開!JYJ ユチョン&ナムグン・ミンが劇中で暮らす家をチェック

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS
「匂いを見る少女」の徹底したディテールが感じられるスタジオが公開された。

SBS水木ドラマ「匂いを見る少女」(脚本:イ・ヒミョン、演出:ペク・スチャン、オ・チュンファン)でムガク(JYJ ユチョン)の家と警察署、ジェヒ(ナムグン・ミン)の家が公開され、本物の家なのかスタジオなのかを尋ねる問い合わせが殺到した。調べてみるとこれは約1,157平方メートルの広さを誇るスタジオであることが明らかになった。

SBS一山(イルサン)制作センターにあるこのスタジオは、ペク・スチャン監督とシン・スンジュンデザイナー、ホ・ジョンピルデザイナー、キム・サンウクインテリアデザイナーの数回にわたる会議の末に誕生した空間だった。まず警察署は連続殺人犯を捕まるための特殊捜査本部に事務室、会議室、映像分析室、取り調べ室など合わせて約462平方メートルで設けられ、その隣にムガクの家が66平方メートルのメゾネットタイプで用意された。

また、スターシェフとして有名だが、実はバーコード連続殺人事件の犯人であるジェヒの家は、リビングルームや秘密の書斎、監禁ルームなど、なんと628平方メートルの大規模なセットが作られ、計1,157平方メートルに至るスタジオで制作された。このスタジオの制作のため制作陣はデザイン作業や制作、設置に約2ヶ月をかけた。

特にジェヒの家は制作陣の細かい努力が至る所に隠されている。スターシェフ ジェヒのイメージを表現するため、リビングルームの真ん中に料理ができる空間を作り、前から見られるように配置した。そして、有名シェフと殺人犯という両面性を見せるため、美しいホワイトカラーに荒々しいコンクリートの質感を組み合わせた。

写真=SBS
リビングルームの一角にはフィットネスルームを配置した。実際に4月22日に放送された第7話でジェヒはここで上半身を露出したまま逆さまになり、完璧な腹筋を見せた。

またキッチンに配置されたアイランドテーブルは、シェフという職業に相応しく、大きく高級感のある雰囲気で制作された。天板はアフリカ産の原木、脚は工芸家の作品で作られ、計1億5000万ウォン(約1661万2951円)の費用がかかったという。そしてスイス製の手作りオーディオセットは約1億ウォン(約1107万5300円)に達する高級品であるため、協賛された製品だ。このように「匂いを見る少女」のスタジオの制作には小道具を含め約5億ウォン(約5537万6504円)に至る巨額が投じられている。

このように華やかなジェヒの家を見たムガク役のJYJ ユチョンは感心しながら「これが僕の家だったら良かったのに」と冗談を言い、家主であるジェヒ役のナムグン・ミンは家のあちこちにある監禁ルームに繋がる秘密のドアを愉快に自慢したという。

シン・スンジュンデザイナーは「ジェヒの家は華やかだが、秘密の書斎や監禁ルームを見るとどこか不気味な感じがする。これは主人公たちの優れた演技力とペク・スチャン監督の感覚的な演出力のおかげだ」と説明した。

彼は「このように制作陣の情熱と努力で作られたスタジオの空間を細かく見るのもドラマを視聴するにおいて面白い要素になると思う。特にメゾネットタイプで制作されたムガクの家は、狭い空間だが今後視聴者たちの目を引く空間になると見られるため、関心を持って見守ってほしい」と話した。

ドラマ「匂いを見る少女」は韓国で毎週水曜日と木曜日の夜10時より放送されている。

記者 : ホ・ソルヒ