俳優イ・ビョンホンとヒップホップ界の巨匠Diddy(ショーン・コムズ)のプロジェクトが公開された。

27日午後、Be Funnyスタジオは公式サイトを通して「ラッシュアワー4 X フェイスオフ2」の予告映像を公開した。この映像は「ラッシュアワー」と「フェイスオフ」両映画の代表的な素材を再解釈したもので、韓国のBe FunnyスタジオとアメリカのFunny or Dieが共同制作した。今月20日、ハリウッドのビルボード屋外広告に予告ポスターが公開され、韓国では23日、記事を通して紹介された。

今回のプロジェクトはヒット作である映画「ラッシュアワー」の続編を思わせるポスターを活用して注目を集め、人々の予想を超える映像をサプライズ公開し、Funny or Die特有の笑いを届けた。

この映像が注目されるもっとも大きな理由は断然イ・ビョンホンと世界的なヒップホップ界の巨匠Diddyの出会いだ。韓国では「Puff Daddy」の名前でより知られているDiddyは、伝説的なヒップホップスターで、音楽だけでなく演技、ファッション、ビジネスなど多方面で活躍している。最近は2NE1のCLとコラボステージを披露し、韓国のファンを喜ばせた。

Be Funnyスタジオ側は「二人の出会いはFunny or DieとBe Funny スタジオが今回のパロディを共同企画したことで成立した。企画初期段階から積極的な関心を表したDiddyと、アメリカの制作陣はこのプロジェクトに参加するアジアスターとしてイ・ビョンホンが最適だと考えた」とキャスティングの背景について説明した。

本日公開された映像は、高級官吏の娘が拉致され、二人の刑事が助けにいく「ラッシュアワー」の内容がメインとなり、そこに主人公たちの顔が変わる「フェイスオフ」の設定が加えられた。3分間に満たない短い映像の中で、両映画の代表的なシーンが愉快にパロディされ、イ・ビョンホンとDiddyの個性の強いアクションコメディが強烈に展開される。

共同制作で参加したFunny or Dieはオバマ米大統領、ブラッド・ピット、アン・ハサウェイ、ショーン・ペン、マット・デイモン、シャーリーズ・セロン、ケヴィン・スペイシーなどが出演したアメリカの代表的なウェブコメディサイトで、セレブリティたちの一風変わった姿が見られる。特にパロディ、風刺中心のコメディコンテンツプラットフォームで人気を集めている。