エイミー“米への出国命令”の取り消し訴訟…24日の初弁論で違法性を主張

OSEN |

アメリカ国籍であるタレントのエイミーが、出入国管理局の“アメリカへの出国命令”に対して提起した“取り消し訴訟”に対する初の弁論が24日に行われる予定だ。エイミーへの“出国命令”の合法性に対する判決は、この日を基点に本格的に可否が決まる見通しだ。

エイミーの弁護人であるLEEインターナショナル法律事務所は20日、OSENに「出国命令処分の執行停止申請が棄却されたことは、出国命令処分に対する判断ではない」と語り、一部知られた“出国命令処分”に関する内容を訂正した。

弁護人側は、出入国管理事務所の“出国命令処分”に対しても違法性を主張し、その根拠として(1)ゾルピデムは一般の人も処方されて服用可能な睡眠薬の一種であること。(2)エイミーが出入国管理法第11条第1項第3、4号で定めた「韓国の利益や公共安全を害する行動をする恐れが認められるほど相当な理由がある人、または社会秩序を害したり善良な風俗を害する行動をする恐れがあると認められるほど相当な理由がある人」ではないこと。(3)海外に親戚などがなく、老いて病弱な母親を扶養しなければならない子供としての道理、国籍回復申請を通じて韓国の国民として誠実に生きようとすることなどを挙げた。

このような理由で行き過ぎた処罰に対し、悔しさを訴えるエイミーが出入国管理事務所の“出国命令処分”を履行することになるのかどうかは24日午後3時20分に開かれる最初の弁論からその方向が見えると見られる。ここには原告であるエイミーの訴訟代理人と、被告であるソウル出入国管理事務所長の訴訟遂行者が参加する。

通常の出国命令処分取り消しに関連した訴訟に対する裁判所の判決過程を考えると、最終結果が出るまでは少なくとも数ヶ月がかかると見られる。

昨年9月、ソウル中央地方裁判所刑事9単独(部長判事:チョン・ウニョン)は、エイミーに対して向精神性医薬品服用違反の疑いで罰金500万ウォン(約50万円)、追徴金18060ウォン(約1900円)を言い渡した。これと関連し、ソウル出入国管理事務所はエイミーに出国命令処分を下した。これに対してエイミー側が提起した出国命令処分執行停止申請は16日、ソウル行政裁判所行政2単独パク・ジュンソク判事によって棄却された。

記者 : パク・ヒョンミン